第74回ゴールデン・グローブ賞では作品賞(ドラマ部門)受賞、第89回アカデミー賞では8部門にノミネートされている『ムーンライト』ですが、4月の日本公開を前に、既に公開している世界各国の海外で、大ヒットを記録しております。

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本作は、当時、まだ誰もその存在を認識していなかった無名の監督による作品が、 2016年のテルライド映画祭での上映を皮切りに、圧倒的な支持を得て北米で大ヒットを記録。
タイム誌、NYタイムズ誌など全米メディアから、「2016年ベスト1ムービー」に選出され、

「この映画を観終わって映画館を出る時に、人生が変わっている」‐ローリングストーン誌
「この映画こそが、我々が映画を観る理由なのだ」-タイムアウト
「革新的な映画」NYタイムズ
「これ以上望むことはないくらい完璧」―タイム誌
「アメリカの歴史においてターニングポイントになる」―ビジネス・インサイダー

などの各誌レビューにあるように、世界中から熱狂的な賛辞が贈られています。

北米で記録的な数字での公開を果たし、現在$21M(2/21時点)の『ムーンライト』ですが、この現時点の数字は、昨年のアカデミー賞主演女優賞作品『ルーム』(2015)の最終興行$14Mを既に上回っており、“インディペンデント映画”“無名キャスト”な映画にも関わらず、異例の大ヒットを記録しています。
それに続き、その勢いは世界各国に渡り、いままさに世界中で大ヒットを記録しています。

フランスでは公開2週目にして$1.38M(138万ドル)を叩き出し、その数字はアカデミー賞作品賞の受賞作『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2014年)、昨年アカデミー賞作品賞にノミネートされた『ルーム ROOM』(2015年)の同時期の成績を上回っています。オランダでは公開3週目を越えた現時点で$822K(82万2千ドル)を記録し、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『スポットライト』(2015年)、『アーティスト』(2011年)の公開3週目時点の成績を上回っています。

その他にもイタリア、スペイン、南アフリカ、トルコ、フィンランド、ノルウェー、ポルトガル、スカンジナビア、オーストラリア、ニュージーランド、韓国などでも好成績を残し、北米以外の成績が北米単独の成績とほぼ同じになるという異例のヒットを記録しており、世界中で『ムーンライト』旋風が巻き起こっています。

また、Youtubeのオフィシャルトレイラ―視聴の55%はアメリカ国外からのアクセスとなっており、本作がいかに世界で注目されているかが伺えます。
バリー・ジェンキンス監督と原作者のタレン・アルヴィン・マクレイニーが各国へプロモーションに訪れた際に、会場ではスタンディング・オベーションが贈られ、毎度高い評価と賛美が飛び交っています。
本作公開の最後を飾るのが日本となり、日本公開へさらなる期待が高まっています。

自分の居場所を探し求める主人公の姿を、色彩豊かで革新的な映像美と情緒的な音楽と共に3つの時代で綴ったこの愛の物語に、世界中が瞬く間に虜になった。
なぜ『ムーンライト』が世界中を魅了しているのか―。

それは、人種、年齢、セクシュアリティを越えた普遍的な感情が描かれているから。
どうにもならない日常、胸を締め付ける痛み、初恋のような切なさ、いつまでも心に残る後悔・・・思いもよらない再会により、秘めた想いを抱え生きてきたシャロンの暗闇に光がさしたとき、私たちの心は大きく揺さぶられ、深い感動と余韻に包まれ、深い感動と余韻に包まれる。

エグゼクティブプロデューサーにブラッド・ピットを迎え、キャストには主人公の母親に『007』シリーズのナオミ・ハリス、少年の父親代わりになる男に人気ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」で人気を博したマハーシャラ・アリ。
そしてそれぞれの時代で主人公シャロンを演じた3人の俳優は、同じ内面を感じさせる“目”を持ち、一人の人間の感情の揺れ動きを見事なまでに表現している。

『ムーンライト』日本語入り海外予告

youtu.be

【STORY】 名前はシャロン、あだ名はリトル。
内気な性格で、学校ではいじめっ子たちから標的にされる日々。そんなシャロンにとって、同級生のケヴィンだけが唯一の友達だった。高校生になっても何も変わらない日常の中、ある日の夜、月明かりが輝く浜辺で、シャロンとケヴィンは初めてお互いの心に触れることに・・・

監督・脚本:バリー・ジェンキンス 
エグゼクティブプロデューサー:ブラッド・ピット
キャスト:トレバヴァンテ・ローズ、アンドレ・ホーランド、ジャネール・モネイ、アッシュトン・サンダース、アレックス・ヒバート、マハーシャラ・アリ、ナオミ・ハリス、 
提供:ファントム・フィルム/カルチュア・パブリッシャーズ/朝日新聞社 
配給:ファントム・フィルム【2016/アメリカ/111分/シネマスコープ/5.1ch/R15+】
原題:MOONLIGHT

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4月、TOHOシネマズシャンテ他全国ロードショー