全世界がダマされた!!!
1996年、突如文壇に現れた
謎の天才美少年“作家”J.T.リロイは存在しなかった?!
なぜ、“作家”ローラ・アルバートは10年もの間、J.T.リロイに物語を語らせたのか。
世界を驚かせた事件の真実を、彼女自身の言葉とセレブたちの通話音声によって解剖する。
4月8日(土)より新宿シネマカリテ、アップリンク渋谷ほかにて公開となる
映画『作家、本当のJ.T.リロイ』の予告編が解禁となりました。
女装の男娼となった過去を綴った自伝で90年代後半にデビューし一躍スターとなった
作家のJ.T.リロイは存在すらしなかった、
正体はマネージャーとして隣にいた40代女性ローラ・アルバートだったという、世界を驚かせた架空の作家事件。
その真実は今も多くの人を激怒させるが、
なぜローラがJ.T.リロイとして10年もの間、少年作家J.T.リロイとして物語を語ったのか。
1996年に突如文壇に現れ、女装の男娼となった過去を綴った自伝『サラ、神に背いた少年』で時代の寵児となった謎の天才美少年作家、J.T.リロイ。
その才能にほれ込み、映画監督のガス・ヴァン・サントは『エレファント』の脚本を依頼。二作目の著作『サラ、いつわりの祈り』はアーシア・アルジェントによって2004年に映画化された。
しかし、2006年ニューヨーク・タイムスの暴露記事によって事態は一変する。天才少年J.T.リロイという人物は実在すらしない、その正体はサンフランシスコ在住の40歳女性、ローラ・アルバートだったというのだ。世界を驚かせたこの事件を、彼女自身の言葉と、記録されたガス・ヴァン・サント、トム・ウェイツ、コートニー・ラブ、ビリー・コーガンらとの通話音声や留守電メッセージによって解剖していく。
“作家”である彼女に宿る抑えきれない創作のエネルギー、それによって紡がれる壮大で複雑なJ.T.リロイの世界。その真実は今も多くの人を困惑させるが、自分以外の人間になりきって語ることは、ローラ・アルバートにとって自己を表現する唯一の方法だった。
本作で語られる一見、風変わりなこの事件の奥にある“さらなる真実”は、あなたの中にも“アバター”が存在しているということを、きっと気付かせてくれるだろう
映画『作家、本当のJ.T.リロイ』
監督:ジェフ・フォイヤージーク(『悪魔とダニエル・ジョンストン』)
撮影監督:リチャード・ヘンケルズ
音楽:ウォルター・ワーゾワ
出演:ローラ・アルバート、ブルース・ベンダーソン、デニス・クーパー、ウィノナ・ライダー、アイラ・シルバーバーグ ほか
(2016年/アメリカ/111分/カラー、一部モノクロ/1.85:1/DCP/原題: Author: The JT Leroy Story)
配給・宣伝:アップリンク
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★サンダンス国際映画祭2016 正式出品★