第67回ベルリン国際映画祭の受賞結果が発表されました。食肉処理場で働く男女のロマンスを描いたハンガリーの作品“Teströl és lélekröl (On Body and Soul)”が金熊賞を受賞し、銀熊賞の監督賞にはアキ・カウリスマキ監督が、また女優賞には韓国の女優としては初となる銀熊賞に、ホン・サンス監督新作へ出演したキム・ミニさんが選ばれました。
その他受賞者は、以下の通りとなります。
日本からコンペティションに参加したSABU監督の『Mr.Long/ミスター・ロン』は残念ながら受賞を逃しました。
金熊賞
“Teströl és lélekröl (On Body and Soul)”(ハンガリー)
イルディゴ・エンエディ(Ildiko Enyedi)監督
その他にも国際批評家連盟賞、エキュメニカル審査員賞なども受賞
イルディゴ・エンエディ監督受賞の動画
銀熊賞
審査員グランプリ
“Félicité”(仏・セネガル・ベルギー・独・レバノン)
Alain Gomis 監督
監督賞
“Toivon tuolla puolen (The Other Side of Hope)”(フィンランド・独)
アキ・カウリスマキ監督
男優賞 Georg Friedrich
“Helle Nächte (Bright Nights)”(独・ノルウェー)
トーマス・アルスラン監督:
女優賞(銀熊賞):キム・ミニ
“On the Beach at Night Alone(韓)
ホン・サンス監督:
その他の賞の受賞者