25歳の長編デビュー作『リトル・オデッサ』でいきなり第51回ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞を受賞。その後の『裏切り者』と『アンダーカヴァー』はカンヌ国際映画祭のコンペティションにノミネート。
『トゥー・ラバーズ』ではナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 (2009年) インディペンデント映画賞、マリオン・コティヤールを主演にした前作『エヴァの告白』では再びカンヌ国際映画祭のコンペティションと着実に映画監督としての実績をつけてきたジェームズ・グレイの最新作『The Lost City of Z』の海外予告が公開されました。

https://twitter.com/thelostcityofz

今回は『パシフィック・リム』などのチャーリー・ハナムを主演に、デヴィッド・グランの原作のベストセラー『ロスト・シティZ~探検史上、最大の謎を追え』を映画化。
1920年代イギリス人探検家パーシー・ハリソン・フォーセット(チャーリー・ハナム)がアマゾンに消滅したとされる幻の黄金郷エルドラードを探し求めていく中で起きる出来事を描きます。
共演は、フォーセットの妻役にシエナ・ミラーをはじめトム・ホランド、ロバート・パティンソンなど。

もともと、映画化権をブラッド・ピットが手に入れたところから彼がエグゼクティブ・プロデューサーそして、賞レース請負会社となってきた彼の会社Plan Bも製作にもちろん入っています。

IMDbに出ていたトリビアですが、今作の撮影に際して、ジェームズ・グレイ監督は、『地獄の黙示録』(1979)のフランシス・フォード・コッポラ監督にジャングルでの撮影に関するアドバイスを求めたそうです。
コッポラの返事は一言「"Don't go."(行ってはいけない)」。
そして コッポラもまた、『地獄の黙示録』を作ることに決めたとき、ロジャー・コーマン監督に同様の質問をしたのだそうですそのときの答えも"Don't go."(行ってはいけない)だったとかー
また、ちょっとネタですがこのアマゾンの黄金郷を探す話のアメリカでのおもなる配給は、最も金を生む現代のAmazonです(笑)。

すでに、評判のいい映画ですので、要チェックですね。

The Lost City of Z Trailer #1 (2017) | Movieclips Trailers

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