デイミアン・チャゼル監督&ライアン・ゴズリング来日 
ダンサーが軽やかに舞う!ファン大熱狂!
ライアンと監督が大サービスでファンとセルフィー!
音符柄のドレスで米倉涼子が感激の花束プレゼント
超豪華 ジャパンプレミアオフィシャルレポート

デイミアン・チャゼル監督&主演のライアン・ゴズリングの来日がし、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われたジャパンプレミアに登壇しました!
初来日となるデイミアン・チャゼル監督と、『きみに読む物語』(04)以来13年ぶりの来日となるライアン・ゴズリングに加えて、日本人ゲストとしてブロードウェイ・ミュージカル「シカゴ」に主演し今年の夏に再演も決定している米倉涼子さんが応援に駆けつけ、一夜限りの超豪華ジャパンプレミアが開催されました!

大勢のファンに囲まれ大歓声の中登場したのは、本作を手掛けたデイミアン・チャゼル監督と主演のライアン・ゴズリング!

二人は会場脇から登場し、サインや写真撮影などファンサービスをたっぷり行い、観客は悶絶。デイミアン監督は「初めての来日だけど、素晴らしい歓迎を受けてもう何度も来日したい気持ちになっています。アリガトウ!」と挨拶。
ライアンは「ダンサーの踊りが素晴らしかった。今までで一番素晴らしい歓迎だった。そしてこの映画を日本で紹介出来ることが嬉しい。ぜひ楽しんで行ってください。」と笑顔で挨拶をした。

先日発表されたアカデミー賞ノミネーションでは、「タイタニック」(1997)と並ぶ最多13部門14ノミネーションを果たした本作。
ノミネーション発表を受け「まだショックから抜けられない、本当に嬉しいと思っています。これはチーム力の勝利であって、映画に関わってくれたスタッフのみんなが世間に認知されたことが本当に嬉しいんだ。」とその想いを語るデイミアン監督。
またライアンは「デイミアンの思い描いている映画をみんなで作れたことがラッキーだった。そして映画を見てくれた人が非常にいい反応をしてくれていることも幸せなんだ。」と語った。

本作で初めてタッグを組んだデイミアン監督とライアン。
一緒に仕事をしてみたお互いの印象を語った。「この映画を作ること自体が夢だった。それをライアンと一緒に出来るなんて、本当に夢が叶った。ライアンは映画の中で、ピアノも踊りも歌も全て自分でやっていて、素晴らしい。彼は特別なので、また一緒に仕事をしたい。」と熱い想いを明かすデイミアン監督。
ライアンは、「デイミアンは役者が監督に望む全ての要素を兼ね揃えている。みんなが無理だと思っていることでも、それをやり遂げようとするデイミアンの熱意が伝わるからみんなが頑張れるんだ。」と監督としてのデイミアンを絶賛し、本作で築き上げた二人の信頼関係を見せた。

共演者のエマ・ストーン(ミア役)について、今回3回目の共演であるライアンは「オフカメラでよく歌ったり踊ったりしているのを見ていたから、彼女はそういうことが出来る人だと知っていたけど、今回そんな彼女の姿が皆さんにも知られることが嬉しい。」とエマのキュートっぷりを明かし、デイミアン監督は「エマがブロードウェイでミュージカルをやっている時に出会い、今回ライアンとエマという素晴らしい二人をュージカルで共演させることができてすごく嬉しかった。エマのおかげで、普段ミュージカルを観ない人にも観てもらえるような作品になった。」と話した。

今回来日を果たした二人、日本での滞在で楽しみにしていることを聞かれると、「本当はもっと長く居たいんだけど、今回は叶わない。でもぜひ日本で映画を撮りたいと思うよ。」とコメントすると、客席からその映画の題材として「サムライ!」と提案され、それに対して「グレイト!」とノリノリなライアン。観客との楽しい掛け合いを見せた。
一方デイミアン監督は、「黒澤明監督作品や溝口健二監督作品など、日本の素晴らしい映画監督たちからいろんなことを教わりました。そんな日本で自分の作品を紹介出来ることを大変嬉しく思っています。」と日本への熱い想いを明かした。

ここで、ゲストで登場したのは、夏に再演も決まっている、ブロードウェイ・ミュージカル「シカゴ」で主演を務めた女優の米倉涼子。この日のために作ったという、音符柄のドレスに身を包んだ超豪華ゲストの再登場に、歓声が湧き上がる会場で「この素晴らしい作品の試写会に参加できてとても嬉しく思います。」と米倉からの挨拶があり、「オープニングから圧倒されて思わず拍手をしてしまいました。ただのミュージカル映画じゃない、タイムスリップしたかのような感覚がすごく幸せでした。」と本作の魅力を存分に語った。
女優として活躍する米倉から、二人に「この映画の中にはワンテイクで撮影しているシーンがたくさんあるけど、同じ役者として、観ていてすごく大変なことだと思う。撮影は大変でしたか?」と質問があると、「すごく大変。本当に大変だった。」と即答するライアン。「ただ、絶対に間違えてはいけない緊張感の中でスタッフ全員が集中して、一生懸命で、みんなとの繋がりを感じたし、そこにマジカルなものが生まれたんだ。」と撮影の思い出を語った。

劇中で、エマ・ストーン演じるミアが、多くのオーディションを受けるも落ち続ける女優の卵を演じていることから、実際に役者のオーディションで合格するためのコツを聞かれると「僕にもわからないよ(笑)」と答えるライアン。そこで、オーディションを選考する立場のデイミアン監督に話が振られると、「僕がオーディションで見るのは、その役者に遊び心があるかどうかなんだ。普通にセリフを読ませるようなオーディションではなく、オーディションも楽しく、遊べるような人を選びたい。」と映画監督ならではの感覚で語った。

最後に、「絶対に楽しめる作品だと思っています。『ラ・ラ・ランド』最高です!」とコメントした米倉。そして主演のライアンもは「日本に来れて本当に良かった。この映画は愛を込めた大好きな作品です。皆さんにも同じように愛して欲しい。アリガトウ!」と公開を心待ちにしている日本のファンにメッセージを送り、デイミアン監督も「観てみて面白かったら周りの友達に勧めて欲しい、もし面白くなかったら、自分の心の中に秘めておいて欲しいです。(笑)アリガトウ!」と冗談交じりにコメントし会場を沸かせた。思わぬダンスの演出から始まり、たっぷり振る舞われたファンサービス、映画製作の思い出と熱い想いなどここでしか聴けない話が満載だった豪華イベントは、最高に盛り上がりを見せ作品への期待値をさらに上げた。

『ラ・ラ・ランド』日本予告

『ラ・ラ・ランド』日本版予告 - YouTube

youtu.be

<ストーリー>
夢追い人が集まる街ロサンゼルス。
映画スタジオのカフェで働くミア(エマ・ストーン)は女優を目指していたが、何度オーディシ ョンを受けても落ちてばかり。ある日、ミアは場末のバーでピアノを弾くセバスチャン(ライアン・ゴズリング)と出会う。
彼はいつか自分の店を 持ち、本格的なジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合うが、セバスチャンが生活のために加入し たバンドが成功したことから、二人はすれ違い始める―。

監督・脚本:デイミアン・チャゼル『セッション』
出演:ライアン・ゴズリング『ドライヴ』、エマ・ストーン『バードマン あるいは(無知がもたらす 予期せぬ奇跡)』、J・K・シモンズ『セッション』
提供:ポニーキャニオン/ ギャガ
配給: ギャガ /ポニーキャニオン
Photo credit: EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND. Photo courtesy of Lionsgate.© 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

2017年2月24日(金)TOHOシネマズ みゆき座他全国ロードショー