『オー!ファーザー』『7s/セブンス』の藤井道人監督が、自身の原点に戻り、長年撮りたかったテーマを完全自主映画体制で描いた 映画『光と血』 が2017年6月3日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開することが決定致しました。

公開決定に伴い、主演の打越梨子の鋭い表情と、世良佑樹の喪失感漂う表情が印象に残るティザービジュアルと、衝撃的な特報が解禁となります。

また、本作のキャッチコピーは「なぜ私たちは、失わなければならなかったのか—」。被害者になった者、加害者になった者......大切なものを失った彼らの運命が絡み合い、交差し始める、喪失と再生の物語です。

©2017 BABEL LABEL

監督コメント

当初本作は「無辜の血」というタイトルで制作が始まりました。無辜とは、「罪のない人」という意味です。テレビでドキュメンタリーを見ていた時に、戦場ジャーナリストの方が使っていた言葉です。罪のない人々から流れる血... 当時、僕は感覚的に「今これが撮りたい!」と強く感じたことを覚えています。 制作過程の中で、本作が持つ「光」の部分にフォーカスした作品になっていき、タイトルも「光と血」という名前に変わっていきました。人々が生き辛い「今」にどう光を見出すか、その深部に強く刺さるような力強い作品を目指して作りました。

藤井道人 (Michihito Fujii)
東京都出身。日本大学芸術学部映画学科脚本コース卒業。脚本家の青木研次に師事。 伊坂幸太郎原作「オー!ファーザー」でデビュー。以降、「幻肢」「7s/セブンス」などコンスタントに作 品を発表する。その一方、湊かなえ原作ドラマ「望郷」や、ポケットモンスター、アメリカン・エキスプ レスなどの広告作品も手掛ける。2017年3月にはNetflixオリジナル作品「野武士のグルメ」(主演:竹中直 人)が解禁となる。

特報『光と血』

藤井道人監督『光と血』特報

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ストーリー

日本、現代―― いじめらっれ子を守る心優しき女子高生・光。3年間の交際を経て、恋人と婚約した青年・陽。被災地にボランティアへ通う青 年・健太とその姉・マナ。幸せな日々はいつまでも続くと思われたが、ある日、人生は一変する。 何者かによるレイプ、無差別連続殺人事件、交通事故......予期せぬ悲劇が彼らを襲う。被害者になった者、加害者になった者 ......大切なものを失った彼らの運命は絡み合い、交差し始める......。

キャスト: 世良佑樹/打越梨子/小林夏子/裕樹/出原美佳/南部映次/しいたけを/野沢ハモン
/坂井裕美/前林恒平/風間晋之介

監督:藤井道人
プロデューサー:アレクサンドル・バルトロ/久那斗ひろ/牛山裕樹/藤井道人
脚本:小寺和久/藤井道人
撮影:今村圭佑
照明:織田誠
録音:吉方淳二
音楽:堤裕介
助監督:山口健人
美術:佐々木勝巳
AP:高橋洋 制作:田原イサヲ
ヘアメイク:小島真利子
カラリスト:長谷川将広
スチール:三浦希衣子
海外協力:吉田尚弘 宣伝:矢部紗耶香
デザイン:ウチコシトシアキ
製作協力:GREEN FOUNDING
制作プロダクション:BABEL LABEL/WEDOVIDEO
配給:BABEL LABEL/エムエフピクチャーズ 113分 / カラー / 2017 / シネマスコープ
©2017 BABEL LABEL

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2017年6月3日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開!