本年度のアカデミー賞外国語 映画賞ドイツ代表となり、公開を前にすでに高い注目を集めてい るマーレン・アデ監督、映画「Toni Erdmann(原題)」の 邦題が『ありがとう、トニ・エルドマン』に決定。今年6月にシネ スイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国順次公開が決定いたしました。

(c) Komplizen Film

悪ふざけが大好きな父親ヴィンフリートが、コンサルタント会社で働く娘イネスを心配しドイツからブカレストを訪れるが...正反対の性格の父と娘の関係性をあたたかくもユーモラスに描いた本作は、第69回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で公式上映されるやいなや、カンヌ中は本作の話題で持ちきりとなり、スクリーン・インターナショナル誌による星取りでは、史上最高得点を獲得!

「人間的で陽気な傑作」(ヴァラエティ)
「ドイツ映画史上初めての、心から面白いといえる162分」(ハリウッド リポーター)
「最も素晴らしく、最も奇妙で、最も真実味溢れる愛のかたち」(プレイリスト)

と絶賛され、同映画祭では国際批評家連盟賞を受賞しました。
既に公開されたドイツ、フランスでは異例の大ヒットを記録し、『ムーンライト』『ラ・ラ・ランド』など強豪作を抑え、サイト&サウンド誌、フィルム・コメント誌をはじめ、スクリーン・インターナショナル誌、カイエ・デュ・シネマ誌、プレイリスト誌など有力誌で2016年ベスト1に選ばれました。
また第29回ヨーロッパ映画賞では、作品賞、監督賞、男優賞、女優賞、脚本賞と総なめ!
そのほか、全米の映画批評家協会賞など、数々の映画祭・映画賞で受賞を重ねています。
本年度のア カデミー賞では外国語映画賞受賞の呼び声が高く、この初夏、絶対に見逃せない作品です。

【STORY】
悪ふざけが大好きな父親ヴィンフリートは、コンサルタント会社で働く娘のイネスとあまり上手くいっていない。たまに会っ ても、彼女は仕事の電話ばかりしていて、ろくに話すことも出来ない。そんな娘を心配したヴィンフリートは、彼女が働くブカレストを 訪れることにする。父の突然の訪問に驚く彼女だったが、何とか数日間一緒に過ごして、父はドイツに帰ることになる。少しホッとし た彼女のもとに、<トニ・エルドマン>という別人になった父が現れて---

監督・脚本:マーレン・アデ
出演:ペーター・ジモニシェック、ザンドラ・ヒュラー
2016 年 ドイツ=オーストリア 162分
(c) Komplizen Film

6 月、シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国順次公開!