年末恒例のアメリカTIME誌が選ぶ「Top10 Everything of 2016」の中で映画ベスト10が発表された。
順位は以下の通り。
1、『ムーンライト』バリー・ジェンキンズ監督
麻薬戦争に揺れるマイアミを舞台にした1人の青年の成長物語。
『エクス・マキナ』『AMY/エイミー』などの配給で立て続けにヒットを飛ばす映画会社A24とブラッド・ピットの製作会社プランBの製作による、今最もオスカーに近づいた作品。
2、『Paterson』ジム・ジャームッシュ監督
主演は、アダム・ドライバー。日本の永瀬正敏が友情出演。予告でもみられます。
3、『ラビング 愛という名前のふたり』ジェフ・ニコルズ監督
異人種間の結婚禁止法と戦った実話に基づいた夫婦の物語を描く。
4、『Elle』ポール・ヴァーホーヴェン監督
『トータル・リコール』『氷の微笑』のポール・ヴァーホーヴェン監督の久々の長編映画。
主演のイザベラ・ユペールは賞レースでも注目を浴びています!
5、『沈黙-サイレンス-』マーティン・スコセッシ監督
公開も年末ギリギリで賞レースに出遅れた感があるが、これから巻き返していくか--
6、『Manchester by the Sea』ケネス・ロナーガン監督
主演のケイシー・アフレックは、賞レースで次々受賞している。マット・デイモンが製作に加わっている。
7、『Tower』Keith Maitland監督
SXSW 2016でW受賞。1966 年の米大学での立てこもり襲撃事件の実話をアニメを使いドキュ メンタリー映画にしている異色作。
8、『ラ・ラ・ランド』デイミアン・チャゼル監督
このランキングでは、意外と低評価ですが---
9、『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』
リチャード・リンクレイター監督
“青春グラフィティ・ムービー”!
10、『ロスト・バケーション』ジャウム・コレット=セラ監督
ブレイク・ライヴリー主演のサメパニック映画です。
ベストパーフォーマンス トップ10
また、以下が2016年のベストパフォーマンスに選ばれている
1. Alex Hibbert, Ashton Sanders and Trevante Rhodes, 『ムーンライト』
2. ルース・ネッガ『ラビング 愛という名前のふたり』
3. イーサン・ホーク 『ブルーに生まれついて』
4.イザベラ・ユペール『 Elle』
5. ケイシー・アフレック『Manchester by the Sea』
6. アネット・ベニング『20th Century Women』
7. エマ・ストーン 『ラ・ラ・ランド』
8. André Holland, 『ムーンライト』
9. Michelle Williams,『Manchester by the Sea』
10. リリー・グラッドストン『Certain Women』
ワースト映画ベスト10
そして、ワースト映画ベスト10は以下の通り。
『スーサイド・スクワッド』などはもともと映画批評家には低評価でしたしわかるもののウディ・アレン監督作品『Café Society』がワーストに---
1. 『X-MEN:アポカリプス』
2. Brothers Grimsby
3. 『ダーティ・グランパ』
4. Zoolander 2
5. 『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』
6. 『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』
7. Café Society
8.『マザーズ・デイ』
9. 『スーサイド・スクワッド』
10.『インデペンデンス・デイ: リサージェンス』