毎年ニューヨークで開催される2016年ゴッサム・インディペンデント・アワードの受賞結果が発表された。
今年度、作品賞にラインナップされていた5作品は
『Certain Women』ケリー・ライヒャルト監督
『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』リチャード・リンクレイター監督
『Manchester by the Sea』ケネス・ロナーガン監督
『Moonlight』 Barry Jenkins監督
『Paterson』ジム・ジャームッシュ監督
この中より、ジム・ジャームッシュ、リチャード・リンクレイター監督作品を抑え作品賞に選ばれたのがBarry Jenkins『Moonlight』。
作品賞・脚本賞、そして観客賞に加えアンサンブル賞の4冠を受賞した。
ここへきて、ますます今作品の評価が高まってきており、黒人の関連作品としてはアカデミーの賞レースの中で、どこまでノミネートに上がってくるのか要注目な作品となっています。
作品賞 『Moonlight』 Barry Jenkins監督
その他の作品賞としては
ドキュメンタリー賞『O.J.: Made in America』Ezra Edelman監督
ブレイクスルー監督賞(Bingham Ray Breakthrough Director Award)
“Krisha” Trey Edward Shults監督
その他俳優部門では、『Manchester by the Sea』でケイシー・アフレックが男優賞、女優賞はナタリー・ポートマンを抑えイザベル・ユペールが受賞した。