NHKで、かつての日活ロマンポルノを取り上げた番組が放送されることがわかった。
「なぜ日活ロマンポルノで多くの名監督が育ったのか?」という視点から、この番組を作ったという
久保健一プロデューサーは、当初はジャパンホラーの原点を追いかけていく中で、日活ロマンポルノの源流にたどり着く。
ロマンポルノと時代--ロマンポルノの意味を検証したという、貴重な番組となる。
日活ロマンポルノの第1作に出演した白川和子さんの当時を振り返る貴重なインタビューをはじめ、のちに『セーラー服と機関銃』をはじめ数々のヒット作を手掛けた伊地智啓プロデューサー。映画づくりをロマンポルノの現場で学んだという「リング」などでJホラーの旗手として世界的にも著名な中田秀夫監督などの証言で70年代に数々の名作を生み、映画人を輩出した日活ロマンポルノを検証していく。
【ナビゲーター】沢尻エリカ
【ナレーション】濱田 岳
1970年代、名門日活が経営難から突然ポルノ路線に舵(かじ)を切った。
「ロマンポルノ」。
だがその現場から「天と地と」や「リング」につながる名監督やプロデューサーが続々生まれる。
その知られざる舞台ウラ!のちに「セーラー服と機関銃」を手がける伊地智啓が語る、葛藤と覚悟とは?警察からの摘発、裁判、そこに予想もしなかった味方が!
今だからこそ語れる思いを、第1作の主演女優、スクリプターらが赤裸々に明かす。