チェン・カイコー(陳凱歌)監督の日中合作映画『空海 KU−KAI』に阿部寛、松坂慶子が出演すると中国メディアと日本のネットニュースなどでも報じられている。

http://www.kadokawa-pictures.jp/official/60802/

主役となる空海と白楽天は、染谷将太と中国の俳優ホアン・シュエン(黄軒)が演じることはすでに発表されていたが、今回、東京国際映画祭の製作報告会見で松坂慶子が登場し、またビデオメッセージを公開したチェン・カイコー監督のコメントから、阿部寛の出演も明らかになった。

松坂慶子は、中国でも知られた女優であり、重要な役どころを担う「白玲」を演じるという。

原作は中国でも人気のある夢枕獏氏の歴史伝奇小説「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」。
唐の時代。遣唐使として訪れた空海が、詩人の白楽天(白居易)と手を組んで、ある真相を追いかけると唐王朝を揺るがす事件に巻き込まれていくという物語。

盟友・橘逸勢らと共に、遣唐使として長安に入った若き僧・空海。密教の真髄を「盗みにきた」と豪語する空海は、ありあまる才で多くの人を魅了していく。一方長安では、奇怪な事件が続いていた。役人・劉の屋敷に猫の化け物が取り憑き、皇帝の死を予言したという。噂を聞いた空海と逸勢は、劉家を訪れ妖猫と対峙することに。その時から2人は、唐王朝を揺るがす大事件にかかわることになる──! 中国伝奇小説の傑作ここに開幕。
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今作は5年をかけて巨大なセットを組み、1000人を超えるスタッフ--150億円の製作費という歴史的大作で中国もとより、世界が注目の作品となっている。

http://www.recordchina.co.jp/a153811-0.html