『裏切りのサーカス』などのスパイ小説の巨匠として知られる、ジョン・ル・カレ原作、『われらが背きし者』は現在、TOHOシネマズ シャンテほかにて全国公開中となっております。

原作は、元MI6 という経歴を持ち、『裏切りのサーカス』などのスパイ小説の巨匠として知られる、ジョン・ル・カレが手掛ける大人気小説。昨今の パナマ文書にも通じる、国家を揺るがす大事件を背景に、友情、裏切、復讐、愛が複雑に絡み合う人間ドラマをスリリングかつエモーショナルに描き出し た、緊迫のスパイ・エンタテインメントがここに誕生!主演を務めるのは、『ゴーストライター』でヨーロッパ映画賞男優賞を受賞した、イギリスを代表する名 優ユアン・マクレガー。そのほか『ドラゴン・タトゥーの女』のステラン・スカルスガルド、「HOMELAND/ホームランド」のダミアン・ルイス、『007 スペクタ ー』のナオミ・ハリスなど、名立たる実力派俳優達が脇を固めている。

キューバ生まれのバレエダンサー、カルロス・アコスタが本作に出演!  本編カット↓

©STUDIOCANAL S.A.2015/PG12

全編を通して緊迫感あふれるサスペンスフルな物語と、繊細な映像美が合わさった独特な世界観か見 どころとなっている本作。

その豊かな質感の世界は、オープニングの印象的なバレリーナの姿から生み出されていると言っても過言ではない。
思わず目を奪われてしまうほど美しいバレエダンサーの姿から、観客はあっという間に物語の世界に入り込んでしまうのだ。 そのシーンを演じているのは、世界的バレエダンサーであるカルロス・アコスタ。キューバ出身の彼は、白 人系が圧倒的地位を占めるバレエ界において、黒人系として初めて英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパ ル・ダンサーとなった逸材。

また俳優として、ニューヨークを舞台にした群像オムニバス映画『ニューヨーク、 アイラブユー』に出演しており、ナタリー・ポートマンが監督を務めた短編でその存在感を見せつけた。

本作のメガホンをとったスザンナ・ホワイト監督は、「私がオープニングシーンに求めたのは、1人の男が 宙に浮いているという強烈なイメージだった。そこで、ぜひカルロス・アコスタに演じてもらいたいって思ったの。
彼なら完璧にイメージに合うと確信していたわ!」と、アコスタ起用のいきさつを語っている。 思いついた監督が即座にアコスタにメールをすると、直ぐに電話があったようで、「ぜひともこの作品に参 加したい。どうすれば実現できるか一緒に考えよう」と協力的な返事をもらったという。

アコスタはオープニングのみの出演となっているが、すでに本作をご覧になった方からは「まさかカルロス・ア コスタが出演しているなんて!得した気分!」「冒頭のカルロス・アコスタの姿に一気に引き込まれた」 など、感動の声があがっていた。アコスタが観客を惹きつける魅惑の冒頭シーンは必見となっている。

©STUDIOCANAL S.A.2015/PG12

監督の演出を受けるアコスタ(メイキング)↑

<STORY>
モロッコでの休暇中、イギリス人の大学教授ペリーとその妻ゲイルは、偶然知り合ったロシア・マフィアのディマから、組織のマネーロンダリング(資金洗浄)の情報が入ったUSB を MI6(イギリス秘密情報部)に渡して欲しいと懇願される。突然の依頼に戸惑う二人だったが、ディマと家族の命が狙われていると知り、仕方なく引き受けることに。しかし、その 日をきっかけに、二人は世界を股に掛けた危険な亡命劇に巻き込まれていく・・・。

映画『われらが背きし者』予告編

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原作:ジョン・ル・カレ「われらが背きし者」(岩波書店刊)
監督:スザンナ・ホワイト「パレーズ・エンド」
脚本:ホセイン・アミニ『ドライヴ』
出演:ユアン・マクレガー『ゴーストライター』、ステラン・スカルスガルド『ドラゴン・タトゥーの女』、ダミアン・ルイス「HOMELAND/ホームランド」、ナオミ・ハリス『007 スペクター』
2016年/イギリス=フランス/107分/
原題:Our Kind Of Traitor/
提供:ファントム・フィルム、ハピネット
配給:ファントム・フィルム
©STUDIOCANAL S.A.2015/PG12

TOHO シネマズ シャンテほか全国公開中