平成28年10月21日(金)~ 10月23日(日)の3日間、 国立新美術館(企画展示室2E)において、「ここから-アート・デザイン障害を考える3日間」が開催されています。
会場内の各パートの展示から、アートやデザインとの出会いが、障害のある人もない人も、新たな意識「生き方の創造」につながっていることを感じる展覧となっています。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、障害の有無に関係なくあらゆる人々がスポーツ・文化・芸術活動に参加したり、鑑賞したりする社会づくりが求められています。
オリンピック憲章は「オリンピズムはスポーツを文化、教育と融合させ、生き方の創造を探求するものである」と定義しており、これを実践するために現時点で日本で行われている取組みや、その成果を紹介します。

齋藤裕一《ドラえもん》2005年
色と文字らしきものの不思議な構成。言われてみると、なるほど。

なお丸 展示風景
こちらは樹脂粘土の作品です。たまらなく楽しい。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、障害の有無に関係なくあらゆる人々がスポーツ・文化・芸術活動に参加したり、鑑賞したりする社会づくりが求められています。オリンピック憲章は「オリンピズムはスポーツを文化、教育と融合させ、生き方の創造を探求するものである」と定義しており、これを実践するために現時点で日本で行われている取組みや、その成果を紹介します。

東京大学生産技術研究所 山中俊治研究室 展示風景
もう、武器といった感じです。

超人スポーツ協会 展示風景

会場は、「ここからはじめるArt」・「ここからつながるDesign」・「ここからひろがるLife」の3つのパートによって構成され、海外でも高く評価されている障害のある人による芸術作品、最先端のスポーツ義足や車いすなど、機能と美しさを備えたプロダクトデザイン、障害のある人による創作や、それに共感した企業やデザイナーとのコラボレーションの実例などが紹介されています。

株式会社ビームス×工房集《ももももワンピ》
さりげなく文字がデザインに組み込まれています。

また、先日終了したリオデジャネイロ2016オリンピック・パラリンピック競技大会時に現地で開催されたアートプロジェクト「TURN in BRAZIL」(主催:東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)の展示を含めた帰国報告もされています。

TURN in BRAZIL 展示風景

開会式

開催概要

■名称 スポーツ・文化ワルドフォラム 関連事業
ここから- アート・デザイン障害を考える3日間-
First Steps toward Art, Design and Disability
■会期:平成 28 年 10 月 21 日(金)~ 10 月 23 日(日)〔3日間〕
■開館時間:10 月 21 日(金)、 22 日(土)午前 10 時~午後 10 時
      10 月 23 日(日)午前10 時~午後6時
      ※入場は閉館の 30 分前まで
■会場:国立新美術館企画展示室 2 E(東京・六本木)
■主催:文化庁
■共催:国立新美術館、東京都、アーツカウンシル(公益財団法人歴史文化)
■運営:NHK プロモーション
お問合せ:03 -6271-8513(平日 午前 10 時~午後午後 6時)
ホームページ:http://www.nhk-p.co.jp/kokokara/
■入場無料
○全体監修:前山裕司(美術評論家、埼玉県立近代館元主席学芸幹)
○企画アドバイザー:山中 俊治<パート2>(デザイン・エジニア、東京大学教授)
          東 ちづる<パート3>(女優、一般社団法人 Get in touch理事長)