LACMA(ロサンゼルス・カウンティー美術館)で開催中のギレルモ・デル・トロ監督の展覧会「Guillermo del Toro: At Home with Monsters」は、それこそ美術館の展覧会なのに、まるでお化け屋敷のような展示で、話題を集めている。
「デビルズ・バックボーン」「ヘルボーイ」「パンズ・ラビリンス」「クリムゾン・ピーク」ともともとこの手のモンスターとダークな世界観こそがデル・トロ監督の本領だし、自身のコレクションもその世界で統一されている。
自身のコレクションは“Bleak House”と呼ばれるL.A.郊外の自宅だが、さらに収納できなくなったコレクションのため、もう一軒の家を買ったという。
この家に一度は行ってみたいと思うものだが、この展覧会はその世界を垣間見れるように再現されている。
長年のコレクションの一部の展示から、自身の映画の絵コンテに衣装とオブジェ---。
「オカルト」「モンスター」などのテーマ別での展示では、彼の愛する世界の品々も含め包括的に展示してあり、彼の創造の源泉にも触れることができる展覧会です。
同じ怪奇系でも重々しいデヴィッド・リンチ監督やクローネンバーグ監督とは違う、どこか日本のオタクとポップ性があるのがデル・トロ監督の魅力ですね。
「Guillermo del Toro: At Home with Monsters」は、ロサンゼルス郡立美術館で、11月27日まで開催中です。
できれば、ロサンゼルスまで足を運んでいただきたいんですが、無理な方は下記の動画で少しわかるかな〜
http://beverlypress.com/2016/07/guillermo-del-toro-brings-his-monsters-to-lacma/
http://beverlypress.com/2016/07/guillermo-del-toro-brings-his-monsters-to-lacma/