『狂い咲きサンダーロード』16mmネガ、奇跡の再発見からスタートしたこのプロジェクト。

ついに、上映が決まったと本日「狂い咲きサンダーロード完全復活PRJ」の正式なツイッターで発表されました。

https://twitter.com/Crazy_Thunder_R/status/789404326380703745

ここまでに至る過程は--

2015年夏、石井監督のもとに、逸失したと思われていた1980年撮影当時の本編16mmネガ・フィルム再発見の一報が入りました。倉庫の奥で眠っていたそのフィルムは、当時のままを鮮やかに、素晴らしい画質で再現するものでした。

しかし経年による埃や汚れ、無数のキズもまた同時に発見されました。すべてのゴミを取り除き、キズを修復するには、気が遠くなるほどの時間と労力、予算が必要なことも分かりました。断念せざるを得ないとなったとき、クラウド・ファンディングという手段が浮かびました。

当初の目標額400万円に対し、全国から熱狂的な『狂い咲きサンダーロード』ファンによってなんと約168%という達成率670万余の資金が集まり、再生どころかブルーレイ発売に加え全国での上映も予定されています。

そしてついに【上映決定!】

全国上映のための劇場上映用デジタルマスター(DCP)の制作もいよいよ佳境に入る中、この度ついに正式な劇場上映の詳細が決定しました!

11/12(土)、シネマート新宿での『狂い咲きサンダーロード』オリジナルネガ・リマスター版上映

チケットは明日(10月22日)発売!
ライブゲスト:PANTA トークゲスト:石井岳龍、緒方明、永野(芸人・ファン代表)他

https://www.facebook.com/CTR.project/photos/a.613730788789773.1073741828.613223288840523/686357268193791/?type=3&theater

『爆裂都市 BURST CITY』『ELECTRIC DRAGON 80000V』『蜜のあわれ』などの作品で知られる映画監督、石井岳龍(石井聰亙)が、22歳の若さで卒業制作として発表した近未来バイオレンス映画であり、日本のみならず世界各国に大きな影響を与えた作品です。

(あらすじ)暴走族“魔墓呂死”の特攻隊長・仁は、「市民に愛される暴走族」を目指す同輩や自分たちを取り込もうとする政治結社に反抗を試みた末、遂には右手を切断されてしまう。しかし、どん底に堕ちてなお抗うことをやめない彼は、バトルスーツに身を包み、幻の街サンダーロードで最後の決戦に挑むのだった!

(1980年/color/96min/【音声】1:日本語モノラル/【画面】16:9ビスタ)
 [狂映舎=ダイナマイトプロ]
 製作=小林紘/秋田光彦
 脚本=石井聰亙/秋田光彦/平柳益実 撮影=笠松則通
 音楽=泉谷しげる/パンタ&ハル/THE MODS
 出演=山田辰夫/小島正資/中島陽典/劇団GAYA/南条弘二/小林稔侍 ほか

https://www.facebook.com/CTR.project/photos/a.613730788789773.1073741828.613223288840523/686357268193791/?type=3&theater

2016年11月12日(土) シネマート新宿
開場 20:30 / ライブ 20:45~ / 本編上映 21:10~ / トーク 22:50~
<ライブ出演者>PANTA
<トークゲスト>石井岳龍 / 緒方明 / 永野
料金:前売券 2000円 / 当日券 2500円
※前売券はチケットぴあ(P