100%富裕層向け映画。安全な場所から、富裕層の生態をお楽しみください。
CM・演劇界で名を馳せる山内ケンジ監督最新作『At the terrace テラスにて』が、 来春の本公開に先駆け、11 月 5 日(土)~11 日(金)、こけら落としとなる新宿武蔵野館にて7日間先行レイトショーが決定しました。

それに先駆け、10/25~11/3開催 の 第 29 回東京国際映画祭<日本映画スプラッシュ部門>公式出品も決定、昨年の監督作品『友だちのパパが好き』に続いての連続出品の快挙となりました。
10/29(土)の上映は ジャパン・プレミアとしてお披露目になります。

上映日時:
10 月 29 日(土) 開演 17:00 (ジャパン・プレミア上映)
舞台挨拶登壇(予定):石橋けい、古屋隆太、岩谷健司、師岡広明、山内ケンジ監督
10 月 31 日(月) 開演 20:20
舞台挨拶登壇(予定):古屋隆太、岩谷健司、岡部たかし、師岡広明、山内ケンジ監督
会場:TOHO シネマズ六本木ヒルズ ※ゲスト登壇による舞台挨拶・Q&A 予定

ある邸宅でのパーティの夜。色白の人妻、はる子の「白い腕」に男たちは熱い視線をむけ、 専務夫人は嫉妬の炎を燃やす。日頃取り繕っていた仮面が剥がれ落ち、欲望、嫉妬、秘密の暴露が飛びかうテラスでの会話劇。
監督は、ソフトバンクモバイル「白戸家」など数々のヒット CMを手がけるCMディレクターであり、”城山羊の会”劇作・演出家としてジャンルを越えて活 躍する鬼才・山内ケンジ。
第59回岸田國士戯曲賞受賞作品「トロワグロ」を公演時と同じキャストで、自ら完全映画化した本作は、類をみない<ワンシチュエーション会話劇>です。

出演には、山内作品のミューズ・ 石橋けい、「とと姉ちゃん」の記憶もあたらしい平岩紙。紅2点を囲む男性陣に、古屋隆太、岩谷健司、師岡広明、岡部たかし、橋本淳の名優が集結。
100%不謹慎、7名が繰り広げる、人間のすべてがつまったテラスでの90分を目撃ください!

『At the terrace テラスにて』 山内ケンジ監督コメント

この 90分の間に全てが起きるのです。
この映画は私が書いた戯曲の映画化です。
ある夜の屋敷 でのパーティーで、宴は終わりかけ、帰りぎわに、残った数 人と屋敷の主人夫妻。登場人物は 7 人だけ。場所もその屋敷のテラスのみ。そのテラスでの9 0分間を描いたものです。さて、映画を愛する人の 多くが、舞台作品の映画化に対してアレルギーを持っていることを私も知っています。場所がいつまでも変わ らなかったり、会話が長いと飽きてしまう。「演劇を見に来たんじゃない」と思う。
パーティーだけ? テラスだけ? そんな、なにも起こらないじゃないか。退屈な話だ、と。 ところが、なにも 起こらないどころか、ここでは、この90 分の間に全てが起きるのです。 昼間は礼儀正しく勤勉に仕事をし、ちゃんとした 社会人として日本を支えている彼らが、パーティーという、 そもそも彼らにはあまりにも慣れていない時間の中で、お酒も入り、ある人妻の「白い腕」を褒め称える。そ んな他愛ないきっかけから、いつのまにか自分を隠すどころか、さらけ出していく。昼間は奥ゆかしく無口な のに、「白い腕」をめぐって議論し、からかいと怒りと嫉妬と欲望にがんじがらめになっていきます。 全て起きる、というのは大げさでしょうか。ええ、ちょっと大げさかも知れません。しかし、「ほとんど」の ことがこのテラスで起きるのです。今の日本社会の「ほとんど」です。

監督 山内ケンジ
1958年東京生まれ。CMディレクターとして活躍する傍ら、2004年から演劇の作・演出を開始。「城山羊の会」主宰。映画では11年に『ミツコ感覚』を発表、初監督作にしてワルシャワ国際映画祭にノミネート。15年、2作目の『友だちのパパが好き』が東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に正式出品、上海国際映画祭でも上映された。3作目となる本作は、15年に第59回岸田國士戯曲賞を受賞した自身の戯曲「トロワグロ」を映画化したもの。

『At the terrace テラスにて』

脚本・監督 山内ケンジ
出演 石橋けい 平岩 紙 古屋隆太 岩谷健司 師岡広明 岡部たかし 橋本 淳
脚本・監督:山内ケンジ
エグゼクティブプロデューサー:小佐野保
プロデューサー:石塚正悟、野上信子
ラインプロデューサー: 中野有香
撮影:橋本清明
照明:清水健一
録音:渡辺丈彦
編集:河野斉彦
企画・製作:ギークピクチュアズ
制作プロダクショ ン:ギークサイト
配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS
2016年/日本/95分/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch © 2016 GEEK PICTURES

11 月 5 日(土)より、新宿武蔵野館にて 7 日間限定レイトショー!

さらに芝居も、前作映画も年末に向けて---

山内ケンジ監督 前作、『友だちのパパが好き』もトリウッドで再上映が決定!!!

「すみません、好きなんで。」
未だかつてないややこしさで送る、純粋でヘンタイな恋愛映画がここに誕生!

「なにそれ、マジで言ってんの?」自分の父親に思いを寄せる親友マヤの突然の告白に、あきれる娘。笑 い飛ばす母親とまんざらでもない父親。しかし親友はその日をきっかけに、猛然と父親へのアタックを開 始する。人間関係も常識もかえりみず突き進み、見るものを唖然とさせる純愛は、家族、恋人、愛人、先生、 同僚を巻き込んでめくるめく恋愛模様を繰り広げるー

初監督映画『ミツコ感覚』に続き長編第二弾となる本作は、毒と悲しさとおかしさが混在す る独特の間と世界観で、とある家族の物語を描いたオリジナルストーリー。

出演には、日本を代表する実力派俳優・吹越満、『ピンクとグレー』が控える若手注目女優・岸井ゆきの、 『超能力研究部の3人』の安藤輪子、山内作品のミューズ・石橋けいをはじめ、平岩紙、宮崎吐夢などが 集結。おかしいほどまっすぐ、ありえないほど真剣な純愛の行方はどこへ向かうのか。

映画『友だちのパパが好き』予告編

youtu.be

『友だちのパパが好き』
脚本・監督:山内ケンジ
出演:吹越満/岸井ゆきの/安藤輪子/石橋けい/平岩紙/宮崎吐夢/金子岳憲ほか
◎上映期間:11/12(土)~25(金)※1日1回計12回(火曜定休)
◎タイムテーブル:土日18:00~/平日16:00~
◎上映劇場:下北沢トリウッド 

また芝居も--「自己紹介読本」12月公演が決定!

<芝居>
城山羊の会「自己紹介読本」
作・演出:山内ケンジ
出演:初音映莉子/浅井浩介/岡部たかし/富田真喜(青年団)/岩本えり/松澤匠/岩谷健司
公演:2016年12/1(木)~12/11(日)@小劇場B1

http://shiroyaginokai.com/