今日の映画界で活躍するフィルムメイカーたちの新鮮な視点でヒッチコック “映画術”をひも解くドキュメンタリー 『ヒッチコック/トリュフォー』が12月10日(土)より新宿シネマカリテほかにて全国公開いたします。
このたび、メインビジュアルと予告編が公開されました。
メインビジュアル 、ヒッチコックとトリュフォーが、 1962年に対談した際に撮影されたツーショット写真。
そして、『山羊座のもとに』撮影時にイングリッド・ バーグマンから質問攻めにあったヒッチコックが言ったという名言、「たかが映画じゃないか」がそえられている。
そしてもうひとつ 別バージョン ビジュアル 、「あなたが世界中で最も偉大な監督であると、誰もが
認めるとこになるでしょう」という、ヒッチコックを涙させたトリュフォー 手紙 一文と、映画ファンなら必ず一度は目にしたことのある数々のアイコン的イラストを手掛けたイラストレーター和田誠氏による「映画に乾杯2」(1985年、キネマ旬報社)に使用された有名なイラストが使用された豪華なデザインとなっています。
あわせて解禁となる予告篇 、「ヒッチコックは映画の魔術師だよ」と話すデビッド・フィンチャーや、ウェス・アンダーソ ン、マーティン・スコセッシ、『ダゲレオタイプ 女』 公開が待たれる黒沢清監督らが、映画監督の教科書的存在 「映画術 ヒッチコック/トリュフォー」にいかに影響を受けたかをインタビューで証言。
ヒッチコックの代表的な映画『めまい』 『サイコ』『鳥』『マーニー』など 名シーンも随所にちり められ、最後を締めくくるヒッチコックの肉声「映画は観客ためのものだ。裏切るわけにはいかない。そう思うだろ?」が、映画ファンの胸を熱くする予告編となっています。
10/25から開幕する第29回東京国際映画祭特別上映作品としての出品と、ケント・ジョーンズ監督の初来日が決定いた しました。
1962年、フランソワ・トリュフォーは 、敬愛する偉大な監督アルフレッド・ヒッチコックに、インタビューをさせてほしい と長い手紙を送りました。この対談によって1冊の伝説の本が「Hitchcock/Truffaut」(「 映画術 ヒッチコック/ト リュフォー」山田宏一・蓮實重彦訳)が生まれました。
世界中で出版され、 “映画の教科書”として読みつがれています。本作 、ヒッチコックとトリュフォー 貴重な音声テープと彼らを慕う、マーティン・ス コセッシ、デビッド・フィンチャー、黒沢清、ウェス・アンダーソンら、今日の映画界を牽引する10人 フィルムメーカーたちのインタビューを交え、 ヒッチコックの時代を超えた映画術を新鮮な視点で蘇らるドキュメンタリー。
世界の映画人 10人が登場 「映画術 ヒッチコック/トリュフォー」を語る
『ヒッチコック/トリュフォー』予告編
監督:ケント・ジョーンズ
脚本:ケント・ジョーンズ、セルジュ・トゥビアナ
出演:マーティン・スコセッシ、デビッド・フィンチャー、アルノー・デプレシャン、黒沢清、ウェス・アンダーソン、ジェームズ・グレイ、オリヴィエ・アサイヤス、リチャード・リンクレイター、 ピーター・ボグダノヴィッチ、ポール・シュレイダー
2015年/アメリカ・フランス/英語、仏語、日本語/80分/ビス タ/カラー/5.1ch/
原題: HITCHCOCK/TRUFFAUT/日本語字幕:山田宏一
Photos by Philippe Halsman/Magnum Photos
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提供:ギャガ、ロングライド
配給:ロングライド
協力:アンスティチュ・フランセ日本/フランス大使館
公式サイト:hitchcocktruffaut-movie.com