アメリカのニューヨーク・ブルックリンにある前衛映画やアートな作品を取り上げる映画館SPECTACLEで、若松孝二監督の初期ピンク映画時代の作品を中心とする特集上映”EROS + MASSACRE”が10月に開催されることがわかった。
今回は、武智鉄二作品『白昼夢』(1964年)と合わせて『壁の中の秘事』(1965年)『胎児が密猟する時』(1966年)や天使の恍惚(1972年)を始め海外で評判の高い『ゆけゆけ二度目の処女』(1969年)などが上映される。
白日夢(1964年) 武智鉄二監督
警視庁は映倫にカットを要請、猥褻映画として話題になった作品。
上映される若松孝二監督作品
THE EMBRYO HUNTS IN SECRET
胎児が密猟する時(1966年)
ECSTASY OF THE ANGELS
天使の恍惚(1972年)
GO, GO SECOND TIME VIRGIN
『ゆけゆけ二度目の処女』(1969年)
海外で再評価が続く日本の監督。
特に今回は若松孝二監督の初期の作品がクローズアップされており、今後どのような広がりがあるかが楽しみとなる。