東野圭吾氏の推理小説「容疑者Xの献身」が台湾の俳優であり、監督としても活躍しているアレック・スー(蘇有朋)により映画として撮影されてきたが、ついにこのほどクランクアップを迎えたようだ。
俳優としてキャリアを重ねてきたアレック・スーが監督デビューを果たしたのは昨年公開の大ヒットを記録した映画『ひだりみみ』。
同作は中国での興行収入を約5億元(約82億円)稼ぎ出したヒット作で、アレック・スーにとっては監督としての才能も世間に認められるようになった一作だ。
その注目の監督作第2弾に選んだ題材が、東野圭吾の有名小説だったということで、かねてより大きな注目を集めていた。
今年6月にクランクインしていた本作は、予定よりも大幅に遅れたものの、このたび中国黒竜江省ハルビン市でクランクアップとなった。
主演俳優やメーンキャストが今だに極秘とされているだけに、その発表には引き続き高い関心が寄せられること必至だろう。