現在開催中の第73回ヴェネツィア国際映画祭。今年のコンペティションの審査員はサム・メンデス(審査員長)を中心にローリー・アンダーソン、ジェマ・アタートン、ジャンカルロ・デ・カタルド(イタリアの脚本家)、ニーナ・ホス、キアラ・マストロヤンニ、ジョシュア・オッペンハイマー、ロレンソ・ビガス(Lorenzo Vigas)そしてアジアからは唯一中国の女優ヴィッキー・チャオが審査委員を務めている。
これで同映画祭で審査員を務めた華人女優は、マギー・チャン(張曼玉)、コン・リー(鞏俐)、ジョアン・チェン(陳冲)、シュー・フォン(徐楓)に続き、ヴィッキー・チャオが5人目となったこととなる。
他にもチャン・ツィイーはすでにカンヌ国際映画祭で3度も審査員を務めているし、中国の女優の国際化は加速していますね。
日本の映画人はなかなか、審査員にならず寂しい限りです。
審査委員として、毎日3〜4本の映画を鑑賞するため常にIDパスを首から下げ、次の会場へ向かって闊歩(かっぽ)する姿が頻繁に見られているとのこと---