ヴェネツィア国際映画祭が開幕しました!
オープニング作品は注目の『セッション』のデミアン・チャゼル監督の最新作ミュージカル作品『La La Land』。
すでに、海外では多くの映画評が出ているが、この一見古風なミュージカルへの回帰は、チャゼル監督の手腕で、素晴らしい出来栄えとなっているようなのです。
ちょうど、アメリカのミュージカル映画の全盛時1940年代から50年代から半世紀以上たった今、この作品は、単なる過去へのオマージュなのか? とも言われていましたが、過去への尊敬を払いつつ、新しい息吹きを、デミアン・チャゼル監督はこの分野に吹き込んだと言えるでしょう。
そして、フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの伝説を凌駕したのは、ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンのプラネタリウムでの夜空での無重力のダンスシーンでした。
売れないピアニストとオーディションを重ねる新人女優。この二人を主人公にしたロマンス劇は今、忘れかけていたストレートな”恋する気持ち”をその音楽とともに表現しています。
この映画で、映画の持つファンタジーとロマンティシズムの復興は支持され『巴里のアメリカ人』『雨に唄えば』『踊る大紐育』『恋の手ほどき』などの歴史的な名作と並ぶ新たな傑作としてヴェネツィア国際映画祭のオープニングを飾りました。
このまま。オスカーまで突っ走るのでしょうか?
まずは、解禁されている二つの海外予告をご覧ください。
音楽のヒットも間違いなし!!!