本年度ベルリン国際映画祭金熊賞受賞作、ジャンフランコ・ロージ監督最新作「Fuocoammare(英題:Fire at sea)」の邦題が、『海は燃えている~イタリア最南端の小さな島~』に決定し、
2月にBunkamura ル・シネマにて公開されることとなりました。
第66回ベルリン国際映画祭 金熊賞(グランプリ)
エキュメニカル審査員賞、アムネスティ・インターナショナル賞
ベルリーナー・モルゲンポスト紙読者審査員賞
第56回イタリア・ゴールデングローブ賞大賞
第70回ナストロ・ダルジェント賞 特別ドキュメンタリー賞
第7回バーリ国際映画祭編集賞
イタリア最南端、北アフリカにもっとも近いヨーロッパ領の小さな島、ランペドゥーサ島。12歳の少年サムエレは友だちと手作りのパチンコで
遊び、島の人々はどこにでもある日々を生きている。しかし、この島にはもうひとつの顔がある。アフリカや中東から命がけで地中海を渡り、ヨーロッパを目指す多くの難民・移民の玄関口なのだ。
本作は、『ローマ環状線 めぐりゆく人生たち』(ヴェネチア映画祭金獅子賞受賞)のジャンフランコ・ロージ監督が、温かくも冷静な眼差しで島の日常を見据えるドキュメンタリー。
世界の縮図が浮かび上がってくる、静かなる衝撃作です。
本作は、第11回UNHCR難民映画祭の注目作として、10月に東京にて日本初上映されます。
監督:ジャンフランコ・ロージ(『ローマ環状線 めぐりゆく人生たち』)
出演:サムエレ・プチッロ、ジュゼッぺ・フラガパーネ、ピエトロ・バルトロ
2016年/イタリア=フランス/114分
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