現在、年々、盛り上がりを見せている台北映画祭が開催されている。
今年も多く日本映画が紹介されているが、日本映画としては、是枝裕和監督の『海よりもまだ深く』宮藤官九郎監督『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』、黒沢清監督『クリーピー 偽りの隣人』、石井岳龍『ソレダケ』などが上映。若手からは、小路紘史監督『ケンとカズ』とPFFアワード2015観客賞受賞作品となった藤川史人監督『いさなとり』が入っている。
さらに世界で最も注目されている日本人監督深田晃司は、ここでは『さようなら』をドキュメンタリー作品ではやはり世界で活躍している想田和弘監督の『牡蠣工場』がラインナップされている。
また、日本映画「リング」や「呪怨」などを手掛けた一瀬隆重氏がエグゼクティブプロデューサーを務めた台湾ホラー映画「屍憶」はコンペティション部門に出品、そして北野武が出演した、ウェイン・ワン監督の『女が眠るとき』も上映が決まっている。
ドキュメンタリー部門コンペティション部門に入選の沖縄・八重山の台湾移民をテーマにした「海の彼方」(海的彼端)も気になる作品だ。
台北映画祭2016 予告
長編コンペティション部門参加作品10本紹介
濱口竜介監督の特集上映も開催!!!
日本人では、過去にもクラシック部門で鈴木清順監督の特集上映や、プロデューサー、監督、女優の杉野希妃の特集上映なども開催されているが、今回は、濱口竜介監督にスポットが当てられた。
『ハッピーアワー』
『親密さ』
『Passion』
『The Depths』
『なみのおと』
『永遠に君を愛す』
『不気味なものの肌に触れる』
詳細は下記より