1994年より中国政府機関である国家新聞出版広播総局(広電総局)が開催している映画賞「華表奨」の第16回目の授賞式が24日、北京市で行われ、香港出身の俳優アンディ・ラウ(劉徳華)と中国女優バイ・バイハー(白百何)がそれぞれ最優秀賞を受賞した。
「華表奨」の前身となる「中国文化部優秀映画賞」は57年にスタートしており、「華表奨」に変わってからは隔年開催となっている。
過去2年間に発表された中国映画を対象にした各部門の最優秀男優賞には映画『失孤』で主演を務めたアンディ・ラウが、最優秀女優賞には映画『滾蛋[口巴]!腫瘤君』の演技を評価され、メガヒットを記録した『モンスター・ハント』でも主演を務め、現在最も興行収入を稼げる女優と言われているバイ・バイハーが選ばれた。
また、その他の賞には優秀監督賞に映画『智取威虎山』のツイ・ハーク(徐克)監督が選ばれ、優秀作品賞には仏監督ジャン・ジャック・アノーの『神なるオオカミ』など10作品が選ばれている。