毎度お馴染み活弁!
シネマートライブ、6月はSF映画の父と呼ばれたフリッツ・ラング渾身の一作!『メトロポリス』を上映します。
大胆な空想を鋭い文明批評の目を持って銀幕上に構築してみせ、その後多くのフォロワーを生んだSF映画の金字塔!
無声映画に活弁士が語りを入れ、シーンごとに生演奏が奏でられる素敵な空間、ラングの空想に酔いしれる!
<活動弁士とは>
無声映画を上映中に、その内容を語りで表現して解説する専門の職業的解説者
【作品概要】
『メトロポリス』 Metropolis
1926年 独 ウーファ社作品 118分
監督/フリッツ・ラング 脚本/テア・フォン・ハルボウ
出演/アルフレート・アベル、ブリギッテ・ヘルム
映画史に燦然と輝く、21世紀近未来の大胆な空想を鋭い文明批評の目を持って銀幕上に構築してみせた、SF映画の父フリッツ・ラング渾身の作。機械文明や階級社会、人間の意識への風刺が鋭い。
現実に存在する重要テーマを未来に託し、想像の限りを尽くし、アンチ・ユートピア的ヴィジョンを創出した本作は、その後のSF映画において多くの模倣を生むこととなる。
活動弁士:佐々木亜希子
埼玉大学教養学部卒業
NHK山形放送局でキャスターを務めた後フリーになり、2001から無声映画の展開にあわせて「語り」を聞かせる活動弁士に。的確な台本と七色の声で自然と作品に引き込んでいく語りが人気を博している。
非常に軽いタッチの作品からシリアスなもの、時代劇、アニメまで、レパートリーは160 作品以上。学校や施設での公演のほか、こども活弁教室や大人の活弁ワークショップで講師を務め、多くの教え子も生き生きと活弁に取り組んでいる。
全国各地の映画祭を始め、東京国立近代美術館フィルムセンター等、日本を代表するフィルムアーカイブにも出演。
その他、ナレーション、司会、講演、執筆等、活動は多岐に渡る。
音楽担当:永田雅代
ピアニスト
クラシックの教育をうけるが、幼少のころから、JAZZやPOPSのピアニスト、キーボディストに大きく影響をうける。
91'鹿児島県より上京。即興パンクトリオ NACiTEN を結成し、新宿ピットイン、Lady jane等、実験的音楽活動開始。
98' 活動を休止し、郷里・鹿児島で豆腐屋時代を過ごす。
03'北アフリカ、ヨーロッパを旅した後、再び上京。
同年より演奏の場を大きく広げ、英珠(jazz pops)、紅龍(上々颱風)、あずみけいこ、谷本賢一郎、オルリコ、小暮はな、等々、、、多くのボーカリストたちの伴奏、アレンジ、ライブ、レコーディング、ツアーサポートに参加中。
紅龍「バルド」、奈加靖子「sign」、あずみけいこ「真夜中のdance」ではプロデュースを務める。
無声映画の伴奏にも力をいれており、東京国立近代美術館フィルムセンター、蓼科映画祭、浜松映画祭などで多くの作品に生演奏、楽曲提供している。
開催日時
6月23日(木)・24日(金)19:00~ (上映時間118分)
【場所】シネマート新宿 スクリーン2
【料金】一般2,000円 大学生・専門生1,500円(要学生証)
シネマート会員1,800円 障がい者1,000円 高校生以下1,000円(要学生証)
【販売日】6月11日(土)より
【販売場所】シネマート新宿6F窓口 (オンライン予約は2日前より)