1973年に製作された映画『ウエストワールド』はユル・ブリンナー主演の未来と過去が入り混じる不思議な映画です。
巨大な遊園地デロス・ランドを舞台にし、その中の西部世界を再現したセクションで突如ロボットの反乱が起きるというもの。
出世作「荒野の七人」で自分が演じたガンマンのロボットに扮したのが名優ユル・ブリンナーで、その喋らない演技が不気味さを増して印象的でした。

Wikipediaによるとそのストーリーは

砂漠に建設された巨大遊園地「デロス」。そこはアメリカ西部開拓時代のガンマン、中世ヨーロッパの騎士、そして帝政ローマの豪傑という3つの体験が可能な夢の世界だった。
シカゴで弁護士を営むブレインは、以前にもデロスを訪れたことがある友人マーティンを伴い、この遊園地へ遊びに来た。ブレインたちは3つあるテーマパークの1つ「ウェストワールド」で憧れの西部劇ヒーローになりきり、ロボットを相手にした銃撃戦や女たちとのロマンスを大いに楽しんでいたが、そこで妙なことが起きる。休んでいたブレインたちへロボットのガラガラヘビが襲いかかり、マーティンが咬まれたのだ。決して客を傷付けないはずのロボットの「故障」を懸念した技術者たちは施設の一時閉鎖を進言するが、上層部はこれを拒否する。
翌日、ブレインたちの前に再三倒したはずのロボット「ガンマン406号」が現れ、決闘を申し込んできた。ロボットは人間を撃てず、人間は自由にロボットを撃つことができる。絶対に勝てる勝負のため、ブレインたちは当然受けて立つ。 ところが…

Wikipedia

そして、こんな映画でした。予告。

Westworld - Trailer

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そんな『ER緊急救命室』でも有名な人気作家マイケル・クライトンが73年に監督した作品をHBOが新たに製作陣にクリストファー・ノーランの弟『ダークナイト』シリーズや『インターステラー』の脚本を手がけたジョナサン・ノーランと『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のJ・J・エイブラムスの贅沢な二人を製作に起用してドラマシリーズ化した「Westworld」の海外予告編が公開されました。

Westworld: Teaser Trailer (HBO)

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出演は、アンソニーホプキンスのほか、エド・ハリス、エヴァン・レイチェル・ウッド、タンディ・ニュートン、ジェフリー・ライト、ジェームズ・マースデン、ロドリゴ・サントロといった大変に豪華な配役が決まっています。

『エクス・マキナ』ではないですがAIによって、ますます人工知能とロボットの融合が進む中、そしてこのような擬似体験がすでにゴーグルをつければ可能な中で、今こそこの、映画の設定が時代にあってきたとも言えて興味が湧きます。