Snapchatで実際に数十秒の映像が4月の29日から数回公開されて、完全版をvimeoで売り出される計画の『Sickhouse』の予告が解禁された。
6月1日に正式に映画として、解禁され販売されることがわかった。

出演するのは、デジタル・スーパースターともいうべきアンドレア・ラセット(252万人のチャンネル登録を持つyoutuber)とショーン・オドンネル(百万人のinstagulmのフォロワーを持つ)。二人は、いわゆるSnapchatやデジタル上で多くのフォロワーを持つスター。その二人を抜擢していることからも、この映画の実験性が垣間見られる。

実はこの映画は、ダーレン・アロノフスキー監督の『ブラックスワン』の製作総指揮や『88ミニッツ』などの監督で知られるで知られるジョン・アヴネットとカンヌ『ある視点』部門グランプリを受賞した『彼女を見ればわかること』や『アルバート氏の人生』などのロドリゴ・ガルシア監督が仕掛けたもの。
そい意味では、より計算されたデジタルコンテンツとして携帯向けに製作されて、映画としての新領域にチャレンジしているといえる。

一見みると、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のようなスタイルだが、実際にはどんな内容で出来上がっているのかは、これからの映画の世界をつくる人にも気になるところ。

映画は、5.99ドルで小売りされて、6月1日に始まってダウンロードできることになるという。

紹介されたポスターにも印字された『MADE FOR MOBILE』

Vimeoで見られる予告。モバイル仕様となっている

Watch SICKHOUSE -- The Made for Mobile Movie Online | Vimeo On Demand

vimeo.com