映画『アタック・ナンバーハーフ・デラックス(原題: Satri lek tob lok taek)』

オカマのバレーボールチームの奮闘を実話を基に描いたスポ根コメディで日本でも話題を集めた『アタック・ナンバーハーフ』シリーズの第3弾。強烈キャラのオネエたちが苦難を乗り越え、バレーボールの頂点を目指すべく日々努力する姿を、ド派手な衣装とギャグ満載で描写する。

http://attackdx.com

『メモリー 君といた場所』など俳優としても活躍する人気歌手フィルムことラッタプーン・トーコンサップをはじめ、タイの俳優や歌手などさまざまなジャンルのイケメンスターたちがド派手なコスチュームに身を包み、乙女チックな恋愛やダンス、歌に挑む。

いやあ、楽しかった!! 面白かった!!
カラフルで明るくて楽しい作品。これが実話だっていうんだからビックリ!?
展開が速くてめまぐるしい。ギャグからシリアス、下ネタからラブシーンなどオカマたちの勢いに乗ってグングン展開していってグングン進んでいく。アッという間の111分だった。

ギャグ的には日本の80年代みたいで懐かしかったかな。ただただ明るくて賑やかなだけではなく、LGBTを取り巻く偏見やLGBTとして生きることの辛さや苦しみなども描かれていてね。

まあそんな壁にぶつかっても大泣きしたり、笑い合ったりして吹き飛ばしちゃう強さもあるんだよね。バレーボールはもちろん、友情にも恋にもまっすぐでさ、そんな彼女(?)たちの生き方は観ていて気持ち良いよね。

超〜マジな試合のシーンは迫力満点で感動的。落ち込んでる時にこそ観たい映画だね。
きっとポジティブなパワーをもらえるはず。エンドロールのNGシーンも爆笑。ああ、毎日大笑いしてポジティブに暮らしたいなあってつくづく思ったなぁ。

シネフィル編集部 あまぴぃ

三ツ矢雄二ナレーション 映画『アタック・ナンバーハーフ・デラックス』予告編

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