ついに休館となるシネマクイント---休館最後の作品は、ジョン・カーニー監督の『シング・ストリート 未来へのうた』に決定!
渋谷PARCOの建て替えによる一時休業に伴って、8月7日に休館となる渋谷シネクイントのクロージング作品はジョン・カーニー監督『シング・ストリート 未来へのうた』に決定した。
アカデミー賞歌曲賞を受賞した『ONCE ダブリンの街角で』と、観客の圧倒的な口コミで大ヒットした『はじまりのうた』で、一気にファンを掴み、世界中の数多くの人々から「私の特別な監督」と愛されているジョン・カーニー監督。
今回の作品は、監督自身の半自伝的な作品だそうで、前作で友情出演した「マルーン5」のアダム・レヴィーンの曲をはじめ80年代のロックがいっぱいの青春映画です。
今回の作品も、アメリカのロッテン・トマトで、批評家、観客双方から96%の指示を得ています。
(4月28日現在)http://www.rottentomatoes.com/m/sing_street/
待望の最新作「Sing Street(原題)」の邦題を『シング・ストリート 未来へのうた』として、7月9日よりヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国順次公開することが決定しました。
今年のサンダンス映画祭で初上映され、最も熱いスタンディングオベーション、またしても、評価がじわじわアメリカでも上がってきたジョン・カーニー作品の待望の日本公開が決まりました。
本作の舞台は再びダブリン、両親の離婚、いじめなどで人生どん底の少年が、バンドを組み、ストリートや海辺でPVのゲリラ撮影を重ねるうちに、切ない恋と胸を打つ友情が加速していく。
迷える若者とって救世主だった、デュラン・デュラン、A-㏊、ザ・クラッシュ、ザ・ジャム・・・80年代ブリティッシュ・サウンドにのせて、誰にでも覚えのある、音楽によって人と人の心をつながれ、運命を切り開く力を与えてくれる瞬間を、ジョン・カーニー監督が見事に描いています。
新たな青春音楽映画の金字塔が、遂に誕生いたしました!
本作の主題歌を担当したのは、『はじまりのうた』で映画初出演して話題となった全世界で大人気のマルーン5のアダム・レヴィーン。
アコースティックなサウンドにアダムの歌声が乗り、前向きな気持ちにさせてくれる至極の一曲が映画のラストを彩ります!
海外版予告
あらすじ
両親の離婚、いじめ、不況―灰色の空の下
14歳のコナーはバンドを組む。街でいちばんイカした彼女を振り向かせるために―
1985年、大不況のダブリン。人生の14年、どん底を迎えるコナー。
父親の失業のせいで公立の荒れた学校に転校させられ、家では両親のけんかで家庭崩壊寸前。
音楽狂いの兄と一緒に、隣国ロンドンのMVをテレビで見ている時だけがハッピーだ。
ある日、街で見かけたラフィナの大人びた美しさにひと目で心を打ちぬかれたコナーは、「僕のバンドのPVに出ない?」と口走る。慌ててバンドを組んだコナーは、無謀にもロンドンの音楽シーンを驚愕させるPVを撮ると決意、猛特訓&曲作りの日々が始まったー。