きょうは、わが日本映画監督協会恒例の新人賞贈呈式がありました(東京五反田イマジカ現像所試写室にて)。

半世紀を越す伝統と重みを誇る、栄光ある同賞の今年の受賞者は、映画『トイレのピエタ』を監督された松永大司さんです。

はじめに、選考審査対象作品となったその『トイレのピエタ』をスクリーン上映。参集した協会員一同で鑑賞しました。そして贈呈式へ。

松永大司監督に贈賞する崔洋一監督協会理事長

わたしは封切で拝見して以来、二度目になりますが、あらためての発見や感動ポイントが多々あり、この傑作と監督に惚れなおした次第です。

受賞スピーチをする松永大司監督

上左から敬称略で朝原雄三選考委員(以下、同)、原田 徹、小中和哉、本田隆一、下左から崔洋一協会理事長、松永大司監督、石岡正人選考委員長

そのあと、これもまた恒例の記念パーティーへ。松永監督を囲んで大いに盛り上がった一夜となりました。

記念パーティー @ さくらてらす五反田

記念パーティー 外から @ さくらてらす五反田

左から敬称略で原田 徹選考委員(以下、同)、朝原雄三、松永大司受賞者、石岡正人選考委員長、本田隆一、小中和哉の みなさん

松永大司監督、おめでとうございます。劇映画第二作目を拝見するのを楽しみにしております。

〇なお、以前に執筆した同映画の評論記事に、記憶の誤りがありました。
♯11・通算第30回「映画『トイレのピエタ』を鑑賞して」
http://cinefil.tokyo/_ct/16845722

文中の──

主人公が、出会って間もない女子高生に電話をかける。「こんどの火曜、あいてる?」

──これは正しくは、

主人公が、再会した、かつてのガールフレンドに電話をかける。「こんどの火曜、あいてる?」

──でした。お詫びして訂正いたします。

(2016年4月27日・記)

旦(だん) 雄二 DAN Yuji
〇映画監督・シナリオライター
〇CMディレクター 20年を経て現職
〇武蔵野美術大学 卒業(美術 デザイン)
〇城戸賞、ACC奨励賞、経産省HVC特別賞 受賞
〇日本映画監督協会 会員(在籍25年)

〇映画『少年』『友よ、また逢おう』
〇CM『大阪ガス』(大竹しのぶ)『DHC』(神保美喜、細川直美、山川恵里佳、藤崎奈々子)『東洋シャッター』(笑福亭鶴瓶)『岩谷産業』(浜木綿子)『武田薬品』(杉浦直樹)『NEC』(三田寛子)『ソルマック』(渡辺文雄)『出光』(山下真司)『トクホン』(吉田日出子)『ポラロイド』(イッセー尾形)『河合塾』(三輪ひとみ)『カレーアイス』(南 利明)『ラーメンアイス』『富士通』『飯田のいい家』『ポッカレモン100』『ミニストップ』『佐鳴学院 SANARU』ほか
〇ドキュメンタリー『寺山修司は生きている』『烈〜津軽三味線師・高橋竹山』
〇ゲーム『バーチャルカメラマン』『バーチャフォトスタジオ』
〇アイドル・プロジェクト『レモンエンジェル』
〇脚本『安藤組外伝 群狼の系譜』細野辰興監督版(共作)

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