フランス映画の巨匠ジャック・リヴェット追悼プロジェクト始動
12 時間 43 分の幻の傑作『アウト・ワン』
日本語字幕付上映を目指すクラウドファンディングがスタート !!!

「『アウト・ワン』日本語字幕付上映プロジェクト」

今年 1 月に亡くなったフランス映画の巨匠ジャック・リヴェット(『美しき諍い女』)を追悼し、IndieTokyo では、 アンスティチュ・フランセやフランス映画祭を始め、映画祭や映画館と協力して一年間かけて追悼上映を行います。

そのハイライトとして、ジャン=ピエール・レオーやジュリエット・ベルト、ビュル・オジェといった高名な俳優が 出演し、内容的にも高く評価されているにもかかわらず、12 時間 43 分もあるその上映時間のため上映される機会が きわめて限られていた幻の傑作『アウト・ワン』に日本語字幕を付けて上映するプロジェクトを立ち上げました。

上映料や劇場レンタル料、字幕製作資金を調達するため、MotionGallery にてクラウドファンディングを行います。

ファンディングページ

開催時期:2017 年 1 月頃(東京)を予定 開催場所:東京と関西を予定

ジャック・リヴェット(1928-2016)について

ジャック・リヴェット

1928 年フランスのルーアン生まれ。61 年に『パリはわれらのもの』で長編映画監督デビュー。
63 年から 65 年まで映画批評誌 「カイエ・デュ・シネマ」の編集長を務め、ジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォー、エリック・ロメール、クロード・シャブロルらとともにフランスの映画運動「ヌーベル・ヴァーグ」を牽引する存在となった。

91 年のエマニュエル・べアール主演『美しき諍い女』が、カンヌ国際映画祭グランプリを受賞。同作は約 4 時間の長尺ながら、 日本でもミニシアターでヒットを記録した。
その他代表作に『修道女』(66)、『セリーヌとジュリーは舟でゆく』(74)、『北の橋』(81)、
『彼女たちの舞台』(89)、『ジャンヌ・ダルク/ I 戦闘 II 牢獄』(94)などがある。
09 年の『ジェーン・バーキンのサーカス・ストーリー』 が遺作となった。

OUT 1: Noli me tangere TRAILER Coming Soon

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【関連情報】
「恋愛のディスクール 映画と愛をめぐる断章」
http://www.institutfrancais.jp/tokyo/events-manager/cinema1604150709/
「フランス映画祭 2016」
http://unifrance.jp/festival
6 月 24 日から 27 日まで、有楽町朝日ホール、TOHO シネマズ日劇で開催。
上映作品『パリはわれらのもの』

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