≪栄光≫にその情熱のすべてを掛けてスティーヴ・マックィーンが挑んだ超大作『栄光のル・マン』
その壮絶な映画製作のすべて!執念、裏切り、雪辱。人生を変えた、真実の物語。
マックィーンが人生のすべてを賭けて完成にこぎつけた『栄光のル・マン』は、90台ものパナビジョン・カメラを駆使したすさまじい迫力と臨場感、スピードの極限に命を燃やす男たち、孤独な爆走の中に芽生える友情など、最小限の台詞とともに華麗な男のロマンを描く感動作となったが、監督との対立・途中交代、大幅な予算超過と制作の遅れからプロデュース権をはく奪、自身の制作プロも解散する等、そのキャリアに大きなダメージを与えた。
本作は新たに発見された撮影時の未使用映像、マックィーンのボイス・レコーディング、そして当時の関係者のインタビューで、超大作『栄光のル・マン』の顛末を振り返る。