ダニー・トレホといえば、従兄弟のロバート・ロドリゲス監督作品で有名になった脇でいい味出している悪役俳優。
ヒスパニック系の悪い奴というとこの人の悪辣な顔を思い浮かべる人は多いことでしょう。子供の頃から麻薬と犯罪に関わり、刑務所を出たり入ったりして、刑務所内でボクシング・チャンプになって、一念発起して、麻薬中毒のリハビリに励んで更正しました。
ムショを出てからは、縁あって、俳優の道へ。
この人といえば、数多くの囚人役とか、武器を振り回す凶悪なイメージが脳裏に焼き付いて離れませんが、65歳で初めて映画「マチェーテ」で主演します。そして、71歳となった今、ロサンゼルスにタコス屋をオープンさせました。
オープンした理由は、「みんなでゴハンを食べにでかけるとその内、数人は、ビーガン(菜食主義者)だったり、グルテン・フリーのものしか食べない人達がいるので、だったら、店出すかー!」的な勢いでの出店だったそう。
10種類ほどのタコスのメニューの中には、ダニーもイチオシの豆腐を使ったタコスもあります。ポストモダンな外観と内装には、代表作「マチェーテ」のイメージがあしらわれていて、Cool!
インタビューを聞いていて、素晴らしい!と感じたのは、その日に作ったものは、翌日に残さずにレフト・オーバーの食べ物は、全て、ロスのホームレス・シェルターに毎日、寄付しているのだそうです。苦労人のダニー・トレホ、なかなかやるもんです!
個人的には、このお店オリジナル・グッズが気になりました!
世の中にトレホ・ファンがどれだけいるのか皆目見当がつきませんが、L.A.に行ったら、是非!訪れてみたいタコス屋ですね!
Fox 11でのトレホ・タコス紹介のニュース、ダニー・トレホがインタビューに答えてます。