中国の不動産開発大手、大連万達集団(ワンダ・グループ)は青島市の西の海岸の経済の新区に、20の映画スタジオや音響施設、アニメ製作所などを設置し、映画作りの一大拠点を目指す。
プロジェクトの総投資額は500億元(約8100億円)。 映画村の名称は「青島東方影都(オリエンタル・ムービー・メトロポリス)」全世界最大の映画とテレビの産業プロジェクトとして2017年6月にオープンさせる予定だ。

プロジェクトは376万㎡場所をとって、総建築面積の540万㎡。
映画とテレビの撮影スペースはもとより、映画博物館、映画とテレビの蝋人形館、映画とテレビ会議・展示センター、自動車の極限ショー、リゾートホテルの群、遊覧船のクラブ、浜海バー街、国際病院などの多数プロジェクトを含んでいるという。

万達すでに、世界の映画会社と提携を結んでおり、毎年9月に国際映画祭を催します。
映画祭の時に、オスカーの日を設け、毎年30人の世界一流の映画人を招待。
同時に、万達はまた、毎年30の外国の映画を万達の青島の東方影ですべて製作に撮影します。将来的には、毎年100の国産の映画とテレビの作品を撮影する予定。

映画スタジオは、欧州の街並み、中国の明・清の時代など様々な場面の撮影を可能な環境を整える。
万達は昨年、米映画館チェーン大手のAMCエンターテインメントを買収し、また、オーストラリアの映画館チェーンも買収し、すでに世界最大級の映画館運営会社となっている中で、今後は映画のコンテンツ作りでも影響力を強める戦略だという。