1912年に創業し、世界で最も歴史のある撮影スタジオとして有名なドイツのバベルズバーグ撮影所が、海外ドラマの誘致によって黒字化していることがメディアで報じられている。
バベルズバーグ撮影所は、2014年に240万ユーロの赤字を計上したものの、米テレビドラマ「HOMELAND/ホームランド」シーズン5でスタジオを使用されたことなどが大きく起因し、15年は500万ユーロの黒字化を遂げた。
その他、タロン・エガートンとヒュー・ジャックマン主演の『Eddie The Eagle(原題)』やコア・バービンスキー監督の『A Cure For Wellness』などの映画撮影が当スタジオで行われたほか、今年は長期間の撮影が行われる米ドラマ「ベルリン・ステーション(原題)」やドイツの時代劇「バビロン・ベルリン」などの撮影に
も使用され、これらが大きな収益に繋がっている。
同スタジオは現在、さらなる誘致を行うために昨年から800万ユーロをかけて拡張工事を行っている最中だ。