生誕45周年を迎えた日活が、復活させることで話題になっている「日活ロマンポルノ リブートプロジェクト」。
新作を手掛ける映画監督5人が発表された。
リブートプロジェクトを彩る第一線の監督陣によるラインナップを遂に発表された。
同じ製作条件を課された監督たちが、それぞれの個性でどのような性愛の表現に挑戦するのか?
そして、そこからどんな女優・俳優たちが生まれてくるのか?
公式ページによるとこの5監督5作品は、以下のないようになるという
◆塩田明彦 × バトル
師匠の大和屋竺(脚本家・監督)にたたきこまれた脚本術で、神代辰巳監督をリスペクトしながら奔放な女と翻弄される男の躍動感あふれる駆け引きを軽妙に描く。塩田監督の原点回帰作にして新境地。
◆白石和彌 × 社会派
『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』に続く渾身の社会派作品。現代社会を生きる女たちをジャーナリスティックな視点で描き、田中登監督のロマンポルノ作品『牝猫たちの夜』(72)にオマージュを捧げる。
◆園子温 × アート
極彩色のファンタジックな世界で、少女の妄想と現実が入り乱れる。自由を求めて表現の壁をぶち壊す、 アナーキーで過激な美しき問題作。
◆中田秀夫 × レズビアン
日活に入社し、助監督としてロマンポルノの現場で学ぶも、今作で初めてロマンポルノを監督する。
師匠・小沼勝監督へ敬意を込め、旧作の魂を継いだレズビアンの世界に挑む。
◆行定勲 × ロマンス
ラブストーリーの名手・行定勲が今まで描き切れなかった愛の本質=性愛にロマンポルノで挑む。
『贅沢な骨』から15年、切なく官能的な大人の愛を描く、入魂の一作。