松田翔太主演映画『ディアスポリス-異邦警察-(仮)』の特報が解禁された。
きわどすぎる世界観から実写化不可能といわれてきた伝説の漫画を実写化し、東京での密入国をしている外国人だけがおさめる自治社会で、裏警察が必要とされ、そこで活躍するのが久保塚早紀にふんする松田翔太だ。
映画では、アンダーグラウンドな世界観のなかで、複数の言語を操るなどの役柄を演じる模様だ。
 
『私の男』でモスクワ国際映画祭グランプリ受賞した熊切和嘉監督が、本映画のメガホンをとると同時に、4月から放送スタートするドラマ版「ディアスポリス-異邦警察-」の先行放映にも参加。
このドラマは、今、注目される日本映画界の俊英。冨永昌敬監督(『ローリング』)、茂木克仁監督(『モヒカン故郷に帰る』助監督)、真利子哲也監督(『ディストラクション・ベイビーズ』)が、各エピソードでメガホンを撮ることで話題になっている。
8月公開の劇場版は、今夏に公開されることとなっている。
 

「ディアスポリス -異邦警察-」特報

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『ディアポリス-異邦警察-』プロジェクト 参加監督コメント

冨永昌敬監督 (TVドラマ 1-2話/9-10話)

たとえばハッチョンベイのような極端な登場人物が実際に存在した場合…普段は殺し屋でも人買いでもなく人並みの日常生活を送っていると考えた場合。当然彼は買い物にも出かけるし、休みの日は子どもと遊びもするし、自転車にも乗るし、仕事が忙しい日は妻に遅くなるよとメールを送りもするはず。そんなことを一方で想像しながら、久保塚署長やアーさんや鈴木が息づくリアルな裏都庁を作り上げました。

茂木克仁監督 (TVドラマ 3-4話)

街中を松田翔太が時速40キロを越えて走る姿を目の当たりにした時、最高にクレイジーなドラマだと確信しました。

真利子哲也監督 (TVドラマ 5-6話)

ここに集まった面子はあまりにも自由で、中心に立つ松田翔太は誰より気合いが入っていて、みんなでせめぎ合いながらも触発され、只事ならないものになったと思ってます。

熊切和嘉監督 (TVドラマ 7-8話/映画)

荒唐無稽なようでいて、実は非常に現代的なテーマ性、解決出来ない問題をはらんでいるところに惹かれました。とはいえ、これはあくまで活劇です。テレビ版は軽妙に、映画版はハードに、めいっぱい走り抜けました。何よりスタッフたちの愛と、松田翔太くんはじめ、俳優たちの肉体が最大の武器でした。

映画『ディアスポリス-異邦警察-(仮)』は夏、全国公開