今までに『ボウリング・フォー・コロンバイン』『華氏911』など、今までも、突撃取材を決行しさまざまな米国の社会問題を暴いてきたマイケル・ムーア監督の最新作「Where To Invade Next」が、『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』との邦題で5月公開することが決まった。

(C)2015, NORTH END PRODUCTIONS

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海外版予告

Michael Moore: Where To Invade Next | official teaser trailer (2015) TIFF

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突撃取材と歯に衣着せぬ物言いで、銃規制、対テロ戦争、医療保障、資本主義などアメリカに巣食うタイムリーな問題を取り上げてきた、アメリカ政府の天敵ともいえるムーア監督だが、本作ではなんと、侵略戦争の芳しくない結果を受け悩む米国防総省の幹部から相談を受けてしまう。幹部らの切実な話を聞いたムーア監督は、国防総省に代わって自らが“侵略者”となり世界各国に出撃することを提案。侵略する先々で「あるモノ」を略奪するために、ヨーロッパへ向かう。

ストーリー
これまでも数々の侵略戦争を繰り返す中、全く良くならない国の、アメリカ合衆国。
米国防総省の幹部らは悩んだ挙句、ある人物に相談する。それは、政府の天敵であるはずの映画監督のマイケル・ムーアであった---。
幹部らの切実な話を聞き、ムーアは国防総省に代わって自らが“侵略者”となり、世界各国へ出撃することを提案。
そして空母ロナルド・レーガンに搭乗し、大西洋を越えて一路ヨーロッパを目指すのだった。
“あるモノ”を略奪するために――。