映画振興委員会が2015韓国映画産業決算を発表し、昨年の韓国全体映画産業の売上と国民1人当たりの平均映画観覧回数が過去最高値となったことが明らかになった。
それによると、昨年の韓国全体映画産業の売上は2兆1,131億ウォンで、映画館入場券の売上高も歴代最高額となる1兆7,154億ウォンを記録した。
また、観客動員数も3年連続で2億人を突破する盛況ぶりで、2億1,729万人という歴代最多動員数を記録し、これにより国民1人あたり1年間で4.22回劇場に足を運んだ計算となる。
韓国映画の総観客動員数1億1,293万人(観客シェア52.0%)に対し、海外映画の総観客動員数1億436万人(観客シェア48.0%)という内訳で、『ベテラン』や『暗殺』といった大ヒットを記録した映画を中心に、韓国国産映画が市場を牽引する結果が浮き彫りになった。

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