サモ・ハン・キンポー(洪金宝)が監督&主演し、映画『三国志』以来、8年ぶりにアンディ・ラウ(劉徳華)と共演を果たしたことでも話題になっている、映画『我的特工爺爺』が、4月1日から中国や香港で公開されることが分かり、作品に大きな期待が寄せられている。
それというのも、二枚目を演じることの多いアンディ・ラウが、本作のプロデューサーを務め、同作への出資もしているにも関わらず、登場シーンの半分が殴られっぱなしという、今までのアンディ・ラウの作品からは想像も出来ないような、悲しい役回りに挑んでいる点だ。
対照的にサモ・ハンは劇中、退役軍人役として派手なアクションを披露しているほか、約20年ぶりに監督を務め、映画のアクション指導も兼任して「動けるデブ」ぶりの健在さをアピールするなど、往年のファンには楽しみな要素をたっぷり披露している。
スーパースター同士の共演が、アクションとコメディの散りばめられた、香港発の映画で実現した本作には、国内外からさらなる注目が集まりそうだ。
シネフィル編集部