自主映画ねっとの管理人の佳代が面白い自主映画を紹介します。
ノスタルジックな短編映画を制作される吉松幸四郎監督にインタビューしました。
こんにちは、面白い自主映画を紹介する不定期連載を書かせて頂いております、自主映画ねっとの佳代です。
第四回めは美しい映像が印象的な短編映画を制作されている、QMFの吉松幸四郎監督にインタビューをしました。
吉松監督は「手紙」「土曜日の本」「初恋」「弔花 」などノスタルジックな気持ちにさせる短編映画を制作されています。
どの作品も美しいヒロインと映像が印象的です。
こちらの短編映画を見て下さい。

尾道ロケ短編『手紙』

尾道ロケ短編『手紙』

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土曜日の本

短編映画「土曜日の本」より

初恋 (シリーズ「彼女の物語」より)

弔花 (シリーズ「彼女の物語」より)

短編映画「弔花」より

短編映画 『弔花』 (シリーズ「彼女の物語」より)

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以下インタビューです。
吉松監督の映画は美しい景色と美しい女性が印象的で、切ない気持ちになるような短編映画が多いです。「死」を感じさせる作品もいくつかありますが、そういうテーマで作られていらっしゃるのですか?
ーー僕の映画のテーマのひとつに「大切な人や想いを失うせつなさ」があるのは確かです。また「死」を考えることは「生」をより際立たせるのに必要だと思っています。
影響を受けた映画を教えて下さい。
ーーアンドレイ・タルコフスキー監督の「ノスタルジア」、テオ・アンゲロブロス監督の「永遠と一日」、ビクトール・エリセ監督の「ミツバチのささやき」です。
日本の映画監督ですと市川 崑監督の「細雪」、河瀬直美監督の「沙羅双樹」です。
これから撮りたい作品を教えて下さい。
ーー日本の精神的な美しさを浮き彫りにするような映画を撮ってみたいと思います。
山口情報芸術センター(YCAM)で1月30日に上映会がありますよね?
上映される「虹の街」について教えて下さい。

YCAM上映会「虹の街」予告編

YCAM上映会90秒スポット(「虹の街」予告編)

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ーー山口市湯田温泉のちょっと寂れた地方都市の温泉街が持つ何となくやる気の無い雰囲気を映画にしてみようと思いロケを企画しました。地元・山口在住の役者さんに出演していただいて、高校時代のクラスメイトの幽霊に憑りつかれた女の子と、その幽霊が見える中学生の男の子が幽霊の女の子を成仏させるため、伝説の橋を探す旅を描いたプチ・ロードムービーです。
「虹の街」も綺麗な映像と可愛い女の子が印象的ですね。

YCAM上映会で上映予定の『世界樹の見る夢』の撮影風景


YCAM上映会では上映終了後、キャスト・監督による舞台挨拶アフタートークもあります。

詳細はこちらです。


吉松監督、素敵な自主映画の紹介をありがとうございます。
これからも吉松監督を応援しています!

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