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この新聞に掲載された全面広告が、新聞を越えSNSで話題になっている。
樹木希林のメッセージ、「死ぬときぐらい 好きにさせてよ」のコピーがそのまま、彼女の死生観を表している。刺さる広告だ。

http://tkj.jp/company/ad/2016/

宝島社のサイトによると---広告のコンセプトは。

日本の平均寿命は年々更新され、今や世界一。
いかに長く生きるかばかりに注目し、
いかに死ぬかという視点が抜け落ちているように思います。
いかに死ぬかは、いかに生きるかと同じであり、
それゆえ、個人の考え方、死生観がもっと尊重されてもいいのではないか、
という視点から、問いかけています。
「生きるのも日常、死んでいくのも日常」
ご出演いただきました樹木希林さんの言葉です。
「死というのは悪いことではない。それは当たり前にやってくるもので、
自分が生きたいように死んでいきたい。最後は、もろとも宇宙の塵になりて。
そんな気持ちでいるんです。」
死について考えることで、どう生きるかを考える。
若い世代も含めた多くの人々の、きっかけになればと思っています。
ビジュアルは、ジョン・エヴァレット・ミレイの名作「オフィーリア」をモチーフにしています。
構図は原画に忠実に、そこに現代的、日本的エッセンスを加えた部分も。

ツイッターより

制作スタッフはこのメンバー

古川裕也/電通 CDC(コミュニケーション・デザイン・センター)局長 エクゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター
磯島拓矢/シニア・クリエーティブディレクター/コピーライター
宮下良介/アートディレクター
太田祐美子/コピーライター
加藤純平/写真家