映画『orange-オレンジ-』

「月刊アクション」連載の高野苺による人気コミックをもとに、未来からの手紙によって運命を変えようと奮闘するヒロインの姿をファンタジックかつ爽やかに描いた青春群像劇。

手紙により10年後の自分が後悔していることを知った女子高生が、大切な人を救おうと行動する姿を映す。NHKの連続テレビ小説『まれ』の土屋太鳳と山崎賢人がヒロインと相手役で再共演。
『君に届け』やテレビドラマ『鈴木先生』などに携ってきた橋本光二郎が長編映画で初のメガホンを取る。他に『マジックナイト』などの竜星涼や『神さまの言うとおり』などの山崎紘菜らが共演。

青春ってキラキラなんだよね。戻りたい!! 友情ってキラキラなんだよね。眩し過ぎる!! いやあ、若者向けの映画なんだけどね、泣けたワ…。45歳のおっさん、泣けたワ…。試写1人で観に行ったんだけど、泣けたワ…。

ラブストーリーが中心ではあるんだけど、独りの孤独な少年を救おうとする仲間たちの友情やその熱さ、その絆の強さに胸を打たれたね。
細かい部分を気にしたらキリがないし、のめり込めなくなっちゃうからその辺はサラッとね。ラストに流れるコブクロが唄う主題歌「未来」が、また泣けるんだよね…。瞳を閉じてメロディと歌詞を噛み締めちゃったよ。今がどんなに辛くても、いつか辿り着く未来から笑って今を振り返られる日が来て欲しい、そんな感じなんだけどね。泣けたワ…。上映時間139分はもう少し短いと良いなあ(笑)。

舞台となっている長野県松本市はじめ、飯田市、安曇野市、伊那市などの景色が素晴らしいね。行ってみたい。失敗や後悔があってこそ前に進めるんだよなあとか、素敵な友達をたくさん作って欲しいなあとか、お父さん気分になれた作品だ。

シネフィル編集部 あまぴぃ

『orange』予告1

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