ちょうど、原節子の哀悼で、動画を検索していたところ、非常にユニークな映像が、見つかりました。
実は海外で今年、話題になった動画で小津安二郎監督とウェス・アンダーソン監督の作品を克明に解読して、その相似点を教えるビデオエッセイ。
CINELATICと名付け、カナダの作者と思われるAnna Catley。
一見かけ離れている映画作家のようだが、彼女に言わせると、「ウェズ・アンダーソンと小津安二郎ビデオ・エッセイは、2人の偉大な映画製作者の予想外の類似を現します」と明言しています。

あなたが考えるより、これらの2人の制作は、類似している点があると、かなり有無を言わさぬ論拠を述べてます。
両方の映画製作者には、彼らの映画を造るはっきりした、非常に型にはめられている方法があります小津の映画の特徴は、地面のおよそ2フィート半離れて撮る対称形の作品と不動のカメラである。
アンダーソンの映画は、対称形の作品、長い複雑なカメラの動きとたくさんの頭上からのショットによってあらわされます。
両方の映画製作者の映画は、散りばめた、親と子供たちの関係。そこには、両方のディレクターは、大人の偽善と失望をハイライトするために、子供たちの観点をしばしば使用しました。

など、色々な画面から解説。
それにしても、最近はこのような形でのビデオ・エッセイが多く発表されてきており、先日の黒澤映画の研究も優れたものでしたが、良く皆さん研究していますね。

下記動画、英語バージョンだが、よく編集されているので、言いたい事はだいたいわかりますよ。

Wes Anderson & Yasujiro Ozu: A Visual Essay

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