今から知るべき、観るべき、2016年アカデミー賞候補の13本！もうすぐ、候補作ぞくぞく公開するので、予測も楽しい---。

まだ早いと言えば早いですが、海外サイトindiewireで、オスカー予想がでましたので、シネフィルでは予告を集めて予習できるように、並べてみました。まだ、これからノミネートですがここから何本が賞に絡んでくるか楽しみですね。
（基本、日本公開決まって、日本版予告もありますが、今回は、統一性を出すためにすべて海外予告を集めました）
並んでみると、やはりなかなか豪華な組み合わせ。
スピルバーグ、タランティーノ両監督ににならんで常連のデヴィッド・O・ラッセル監督、昨年の『バードマン』で受賞したイニャリトゥ監督。
ダニーボイル監督、トム・フーバー監督なども並んでいます。
下馬評では、『Spotlight』トーマス・マッカーシー監督の評価も高く、対抗では、リドリー・スコット監督の『オデッセイ』か---。
さらに、ここには出していませんが、ロン・ハワード監督の『白鯨との闘い』とかアンジェリーナ・ジョリー監督の『By The Sea』、ロバート・レッドフォード、ケイト・ブランシェト主演で実在のラザーゲイト事件の真実を解くジェームズ・ヴァンダービルト監督の『TRUTH』や、NETFLIXの初めての映画で話題の日系監督キャリー・ジョージ・フクナガの『ビースト・オブ・ノー・ネーション』も絡んでくる可能性もあります。

また、俳優もエディ・レッドメイン再びか、ディカプリオの悲願なるかとか---女優ではジェニファー・ローレンスに、ベテラン女優シャーロット・ランブリングや21歳のシアーシャ・ローナンがノミネートの可能性がありこの辺りも注目。

まだ、日本公開されている作品は少ないですが、これからどんどん上映ですので、今から、予習してから、見ていって自分達で予測するのも楽しいですね。

最優秀作品賞
（アルファベット順）予測ノミネート：

『Bridge of Spies』ブリッジ・オブ・スパイ」スティーヴン・スピルバーグ監督

巨匠スピルバーグがコーエン兄弟の脚本で、再びオスカーを手にするか？注目の作品。主演はトム・ハンクス。

『Brooklyn』ジョン・クローリー監督

アイルランドからニューヨークに多くの移民が流れこんだ1950年代。ブルックリンに移り住んだアイルランド人のエイリスが、故郷とニューヨークのはざまで悩む青春群像。『つぐない』で13歳でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされていらい、期待の21歳の天才シアーシャ・ローナンがオスカーの期待も。

『The Hateful Eight』クエンティン・タランティーノ監督

お待ちかねのタランティーノ監督の新作。脚本賞ではなく、作品賞、監督賞受賞なるか！？
70mmでの上映もあり、久々のタランティーノ旋風吹き荒れるか？

『JOY』デヴィッド・O・ラッセル監督

『世界にひとつのプレイブック』、『アメリカン・ハッスル』に続いて3度目のタッグとなるジェニファー・ローレンス主演×デヴィッド・O・ラッセル監督。そして、監督は『ザ・ファイター』からは、過去三作すべてアカデミー賞ノミネート入り。さてさて---。

『Inside Out』ピート・ドクター監督

人間の感情を題材としたアニメ映画。11歳の少女ライリーの頭の中に存在する5つの感情…ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミを描く。ピクサー&ディズニーで作品賞に食い込むか---

『The Martian』邦題『オデッセイ』　リドリー・スコット監督

すでにアメリカで大ヒット！火星に取り残された宇宙飛行士のサバイバルを描いた作品。主演はマット・デイモン。また、リドリー・スコット監督自身、三度のノミネートで受賞してない監督賞の期待もかかっています。

『The Revenant』アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督

『バードマン』でアカデミー賞を受賞したアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の最新作、そして、レオナルド・ディカプリオの念願のオスカーは？共演はトム・ハーディ、さらに音楽は坂本龍一。この辺りもオスカー候補になるかな？

『Room』レニー・アブラハムソン監督

トロント国際映画祭の最高賞となる観客賞を受賞。ここでの過去の受賞作品のうち、「それでも夜は明ける」「英国王のスピーチ」「スラムドッグ$ミリオネア」「アメリカン・ビューティー」がアカデミー賞作品賞を受賞している。主演の母役はブリー・ラーソン。

『Spotlight』トーマス・マッカーシー監督

マイケル・キートン、レイチェル・マクアダムス、マーク・ラファロなどが出演。2003年、アメリカの名門地方紙が教区司祭による児童への性的虐待事件を特集記事として扱い、新聞社の”Spotlight”チームがこの事件と事件を隠蔽しようとしたカトリック教会の実態を暴こうとする過程を描いた社会派ドラマ。

『Steve Jobs』ダニーボイル監督

二転三転あったがジョブズ役はマイケル・ファスベンダー。『スラムドッグ$ミリオネア』以来の賞をダニー・ボイル監督受賞するか？

『Carol』トッド・ヘインズ監督

1950年代のニューヨークの、女性同士の恋愛ドラマ。『ドラゴン・タトゥーの女』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたルーニー・マーラと、『ブルー・ジャスミン』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたケイト・ブランシェットという、2人のオスカー女優のW主演。カンヌでは、ルーニー・マーラーが受賞。

『The Danish Girl』トム・フーパー監督

世界で初めて女性への性転換手術を受けたデンマークの画家リリーエルベを描く映画。エディ・レッドメイン主演で、またも主演男優賞？を受賞か---

『The Big Short』アダム・マッケイ監督

コメディが得意だったアダム・マッケイ監督が、クリスチャン・ベール、ブラッド・ピット、ライアン・ゴズリングの実力派スターを集めて、金融実話を映画化で話題。プロデューサーがブラッド・ピット。

Best Picture
The Predicted Nominees (In Alphabetical Order):

"Bridge of Spies"
"Brooklyn"
"The Hateful Eight"
"Joy"
"Inside Out"
"The Martian"
"The Revenant"
"Room"
"Spotlight"
"Steve Jobs"

Just Behind:
"Carol"
"The Danish Girl"
"The Big Short"

Totally Unwarranted Winner Prediction:
"Spotlight"

Best Director
Predicted Nominees (in alphabetical order):

Lenny Abrahamson, "Room"
Alejandro González Iñárritu, "The Revenant"
Tom McCarthy, "Spotlight"
David O. Russell, "Joy"
Ridley Scott, "The Martian"
Steven Spielberg, "Bridge of Spies"
Quentin Tarantino, "The Hateful Eight"
Danny Boyle, "Steve Jobs"

Totally Unwarranted Winner Prediction:
Ridley Scott, "The Martian"

Best Actress
Predicted Nominees (in alphabetical order):

Cate Blanchett, "Carol"
Brie Larson, "Room"
Jennifer Lawrence, "Joy"
Charlotte Rampling, "45 Years"
Saoirse Ronan, "Brooklyn"
Just Behind:
Blythe Danner, "I'll See You In My Dreams"
Lily Tomlin, "Grandma"
Carey Mulligan, "Suffragette"

Totally Unwarranted Winner Prediction:
Brie Larson, "Room"

Best Actor
Predicted Nominees (in alphabetical order):

Matt Damon, "The Martian"
Leonardo DiCaprio, "The Revenant"
Michael Fassbender, "Steve Jobs"
Eddie Redmayne, "The Danish Girl"
Will Smith, "Concussion"
Just Behind:
Johnny Depp, "Black Mass"
Tom Hanks, "Bridge of Spies"
Steve Carell, "The Big Short"

Totally Unwarranted Winner Prediction:
Leonardo DiCaprio, "The Revenant"

その他予想は下記より