アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督、レオナルド・ディカプリオ、トム・ハーディ共演「レヴェナント:蘇えりし者」("The Revenant")の音楽には、坂本龍一と共に、ブライス・デスナー、カールステン・ニコライが参加していることを海外メディアが報道した。
ブライス・デスナーといえば、ザ・ナショナルのコアメンバーとして知られ、2010年、5thアルバム『ハイ・ヴァイオレット』は全米チャート第3位、全英チャート第5位を記録。13年、6thアルバム『トラブル・ウィル・ファインド・ミー』をリリース。全米・全英チャート第3位を記録し、大型フェスにも軒並み出演するなど、アメリカを代表するバンド。デスナー自身は、クラッシック・現代音楽の作曲家としても活躍しており、過去にはフィリップ・グラスやアメリカの弦楽四重奏団クロノス・カルテットなどと精力的なコラボレーションを重ねている事は有名。
また、ソロアルバムでも、ソー・パーカッション、ビューク・アンド・ゲイズという2組とタッグを組んで『ミュージック・フォー・ウッド・アンド・ストリングス』を発表している。
カールステン・ニコライ (Carsten Nicolai、1965年- ) は、アルヴァ・ノト(Alva Noto)の活動名で知られている、ドイツのミュージシャン。すでに、何度か坂本龍一とのコラボレーションで有名だ。
具体的に、どのように参加しているかの詳細はないものの、両者が間違いなくコラボしている事は間違いない。