映画監督が、多くのスケッチや、創造の源泉となるメモを残す事は良くある事。
特に著名な監督は、その、スケッチもその作家性がともなって、非常に価値のある者となる場合が多い。
それどころか、古くは、黒澤明監督のスケッチなども有名だが、近年の監督では、アーティスト活動として絵やアートを定期的に発表している、デヴィッド・リンチ監督や、ミッシェル・ゴンドリー監督やティム・バートン監督も昨年、今年と日本で展覧会が開催され話題になった。
今回、紹介するギレルモ・デル・トロ監督のスケッチブック。
やはり、ファンにはたまらないお宝といえよう。
海外のFilm.comで22点のスケッチが紹介されているが、その一部をご紹介しよう。

一枚めは、明らかに『パシフィック・リム』の菊地凛子のイメージ---
その他にも、
『ブレイド2』、『ヘルボーイ』、『パンズ・ラビリンス』に通ずるイメージが一杯。
デル・トモ監督の創造のベースになっている事を再確認できます。

http://www.film.com/photos/guillermo-del-toros-incredible-sketchbooks

http://www.film.com/photos/guillermo-del-toros-incredible-sketchbooks

http://www.film.com/photos/guillermo-del-toros-incredible-sketchbooks

http://www.film.com/photos/guillermo-del-toros-incredible-sketchbooks

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http://www.film.com/photos/guillermo-del-toros-incredible-sketchbooks

http://www.film.com/photos/guillermo-del-toros-incredible-sketchbooks

日本版は2014年に『ギレルモ・デル・トロ 創作ノート 驚異の部屋』として発売されており、新刊はすでにないものの、新品、中古では手には入る模様。今回の『クリムゾン・ピーク』公開にあわせ、デル・トロ研究には欠かせない図書。再見の価値ありですね。

http://www.amazon.co.jp/ギレルモ・デル・トロ-創作ノート-驚異の部屋/dp/4907583001