「猫侍 南の島へ行く」は北村一輝主演のコメディー時代劇。「猫侍」劇場映画第2弾。
「猫侍 南の島へ行く」は北村一輝主演のコメディー時代劇。「猫侍」劇場映画第2弾。
班目久太郎(北村一輝)は腕の立つ剣客だが、浪人中。
姑(木野花)は土佐藩の剣術指南役の仕事を持ち帰ってくる。
久太郎は白猫の玉之丞を連れて土佐に旅立つが、小舟が難破して島に流れ着く。これはもう何でもありのコミック調。ただ猫がかわいければそれでいいという人向き。
渡辺武監督。AMGエンタテインメント配給。9月5日公開。
ヒロインを演じる、白猫・あなごの人気も大沸騰!
2015年12月18日には、Blu-ray&DVDも発売されます!
「ピース オブ ケイク」はジョージ朝倉のコミックを、俳優でもある田口トモロヲが監督して実写映画化
「ピース オブ ケイク」はジョージ朝倉のコミックを、俳優でもある田口トモロヲが監督して実写映画化。
梅宮志乃(多部未華子)は男と別れ、木造のおんぼろアパートに引っ越す。
1階にある隣の部屋は家庭菜園ができている。
その縁側にひげ面の男がいて、志乃はその男が一目で気に入ってしまう。
志乃がビデオ店のバイトに応募し、面接に行くと隣のひげ男は(綾野剛)は店長だった。
しかし店長は、小説家の卵(光宗薫)と同せいしていた。
ほかに松坂桃李、菅田将暉、木村文乃など生きのいい若手俳優が出ていて、がんばって映画を乗り立てている。
志乃のように優柔不断で、流されやすい性格な女性はたくさんいそうだ。
そういう人たちの応援歌になればいい。
映画は冗長な気がするが、多部未華子は魅力的だ。
ショウゲート配給。9月5日公開。
野島孝一@シネフィル編集部
コラム~野島孝一の試写室ぶうらぶら~シネフィル篇
野島孝一さんてこんなひと
■略歴
1941年9月29日、新潟県柏崎市の自宅で助産婦にとり上げられ誕生。
1964年、上智大学文学部新聞科をどうにかこうにか卒業。
そして、あの、毎日新聞社に入社。
岡山、京都支局を経て東京本社社会部、学芸部へ。
なんと、映画記者歴約25年!
2001年、毎日新聞定年退職。
その後、フリーの映画ジャーナリストになって大活躍。
■現在
日本映画ペンクラブ幹事
毎日映画コンクール選定委員、毎日映画コンクール諮問委員
アカデミー賞日本代表作品選考委員
日本映画批評家大賞選定委員
■著書
日本図書館協会選定図書
映画の現場に逢いたくて
ザ・セックスセラピスト THE SEX THERAPIST
野島 孝一 著
野島孝一の試写室ぶうらぶら 、オリジナル版は、アニープラネットWEBサイト
に掲載されています。
野島孝一@シネフィル編集部
アニープラネットWEBサイト
http://www.annieplanet.co.jp/