映画『ミッション:インポッシブル / ローグ・ネイション』

ハリウッドスターのトム・クルーズ主演の世界的大ヒットシリーズ『ミッション:インポッシブル』の第5弾。スパイ組織IMFに所属する腕利きエージェントが仲間たちと協力して暗躍する無国籍スパイ組織撲滅というハイレベルのミッションに挑戦する姿を活写する。

監督・脚本は、トム・クルーズ主演の『アウトロー』も手がけたクリストファー・マッカリー。
共演はシリーズ出演3作目となるサイモン・ペッグ、前作から登場したジェレミー・レナー、シリーズ全作出演のビング・レイムス他、アレック・ボールドウィンや新ヒロインとしてスウェーデン出身のレベッカ・ファーガソンが参戦。

約1500メートルの上空を飛ぶ軍用機のドア外部から機内に侵入するというアクションをトム・クルーズがスタントなしで演じるシーンが撮影時から話題になるなどトム・クルーズの命知らずのアクションも見どころ。いやぁ、安心して楽しめるね、さすがだね。

アクションもサスペンスも極限レベル!! シリーズ最高作と断言しちゃう!! なんたって冒頭からフルスロットルですわ、観てるボクらも緊張感マックス、グイグイ引き込まれる。
空中、地上、水中、バイク、クルマと目先がどんどん変わるアクションシーンはトム・クルーズの魅力を存分に引き出してるよね。
圧倒的なスピード感がすごい。そしてその緊張を途切らせない構成・脚本が素晴らしい。何となくリアリティを感じさせながら、頭脳戦と言うの? 駆け引きを軸に誰が敵で誰が味方がわからず、先も読めないからずっとハラハラのドキドキが止まらない。もちろん目を離せない、心も離せない、離れない…。
でも、それが心地良くすらあってね。オペラ劇場でのシーンにはヒッチコックを思い出したりしてね。そこで演奏されていた「トゥーランドット」は全編で効果的に使われてたりね。
レベッカ・ファーガソンの色気が良いのよね。なんか気になる感じ。ボク的には今回はスパイ道具っていうか特殊道具があまりなかったのが残念…。

いやぁ、トム・クルーズのプロ意識っていうか、作品に対する愛情や情熱に感動した。
これぞ、エンターテインメント作品。

シネフィル編集部 あまぴぃ

『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』予告編 最後のミッション編

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