中国で子役ブームが巻き起こってから久しくなるが、約20年ぶりの法改正として、このたび制定される新広告法により、9月1日から、10歳以下の子供を商品広告に起用することが、禁止される運びとなった。
「新広告法」では、満10歳以下の子供を、商品広告に起用することが禁止されるようになるほか、タレントも、自らが未使用である商品の広告には、出演できなくなる。
また、違反した場合は、メーカー側に対し責任を課す義務が設けられ、その場合、広告費の3倍以上、5倍以下の罰則が科せられる。
中国で現在大人気のリアルバラエティー番組が、子役ブームのきっかけとなったとされているが、その番組出身者の子役タレントの中には、20社以上の企業と広告契約を結んでいる2世タレントも含まれている。
今回の措置により、こうしたタレントたちが被る被害は甚大ではなさそうだ。
xiaosong@シネフィル編集部